rosa8719の今日もご機嫌

59才で2回目の乳がんに。息子二人は独立し夫と二人暮らし。一日一日をご機嫌に。

私の本棚

父へ最後のプレゼント

穏やかな死に医療はいらない 萬田緑平 朝日新書 この本が私から父への最後のプレゼントになってしまった。 10月。抗がん剤治療を2回受け、強い副作用に耐えられず、「治療をやめて緩和ケアに切り替えたい。」と切望して大学病院を退院した父。その後、ホスピ…

「本物のがん」はどうしたらいいのか?

父の検査結果が出るまでの間、落ち着かなくてこんな本を買って読んでいた。「がんもどき」で早死する人、「本物のがん」で長生きする人 近藤 誠まさに“溺れるものは藁をもつかむ”である。しかし、父のがんが「本物のがん」とわかってから読み返してみると、…

「絶対ボケない生活」を読んだ

今週のお題「最近おもしろかった本」職場での休憩時間中、「この頃、物忘れがひどくってー。」というOさんの話で盛り上がっていた。「わかるわー。私も、昨日の休みは何してたの?なんて聞かれると、えーっと・・・と考えちゃう。とっさには答えられないわ。…

つるかめ食堂・子が親に作りおくごはん

数日前、実家の父に電話したら、「大雪で毎日雪かきで大変なのに、除雪機が故障しちゃって困ったよ。買った店に連絡して来てもらったけど修理出来なくて。部品を取り寄せるにしても、土日祝日はメーカーが休みらしいし。新しいのを買うにしても休み明けじゃ…

タフラブという快刀 信田さよ子

読了後、スカッと爽快な気分になった。 タフラブという快刀 信田さよ子信田さよ子さんといえば、数年前まではよくワイドショーなどに出演されていたカウンセラーだ。まずは「タフラブって何?」という説明から始まり、共依存、DV、ひきこもり、不登校など、…

「余命半年から生きてます!」を読んだ。相河ラズさん

働き盛りの47歳の年末、突然上咽頭がんを告知された。外科手術が不可能な部位のがんのため、抗がん剤と放射線で治療をするも、地獄の苦しみ。そして、闘病5年目、再再発と余命半年を宣告される。もう、治療やめちゃおうかな……、生きるの諦めちゃおうかな……。…

癌と闘わない生き方

Amazonの闘病記ランキングで、今、こちらの本がグーンと売れているそうだ。今年の4月25日発売。 「癌と闘わない−私の選択」吉野実香さん ブログはこちら→ 癌と闘わずに。。。 吉野さんは乳がん患者。「手術、放射線治療、化学療法などの治療は一切受けていな…

「本物のがん」なのか「がんもどき」なのかがわかれば・・・

近藤誠氏の「がん放置療法のすすめ」と、「医者に殺されない47の心得」を読んで、読み終わった後に一番疑問に思うことは、「じゃあ、本物のがんとがんもどきはどうやって見分けるの?」ということだ。近藤氏の主張によれば、がんほど誤診の多い病気はなく、…

「医者に殺されない47の心得」を読んだ

医者に殺されない47の心得 近藤誠 アスコム 医者を40年やってきた筆者が一番自信を持って言えること、それは「病院によく行く人ほど、薬や治療で命を縮めやすい」ということなのだそうだ。 がんで亡くなる人は減っていない。1960年代から50年、人口に占める…

宿根草の庭をめざして

数日前の朝、庭でアルベリック・バルビエの花がら摘みをしていたら、近所のKさんに声を掛けられた。 「きれいに咲かせたわね〜。つるバラ?」 「そうなんです。でも、トゲがものすごくて手入れが大変で。今年は誘引も剪定も全然うまく出来てなくて、本当に恥…

女のおしゃべり

「女性脳は男性脳に比べ、右脳と左脳の連携がはるかによく、感じたことが即ことばになる脳なので、自分の感情変化にも、目の前の人の感情変化にも敏速に反応する。このため、互いの感情を察しあって共感しあうのが、女性脳にとっての対話、すなわちコミュニ…

「スリム美人の生活習慣を真似したら1年間で30キロ痩せました」を読んだ

スリム美人の生活習慣を真似したら1年間で30キロ痩せました わたなべぽん メディアファクトリー 4月頃からこの本の評判はネットで見聞きしていたのだが、(本を読んだからって痩せるわけじゃないしな〜)と買わずにいた。それが、数日前書店に行ったら大量に入…

糖質制限ダイエットと乳がん・主食をやめると健康になる

主食をやめると健康になる 江部康二 著 ダイヤモンド社ダイエットのことをいろいろ調べていたら、今話題の“糖質制限ダイエット”というのにたどり着き、元祖的お医者様・江部康二さんの本を買ってみた。「第4章 糖質制限食でガンをどこまで防げるか」という項…

「きっかけさえつかめば3週間で人生は変わる」を読んだ

きっかけさえつかめば3週間で人生は変わる 二松まゆみ 光文社 以前読んだ二松まゆみさんの、「モンスターワイフ〜幸せなフリはもうしない〜」という本がとても面白かったので、最近出た本を買ってみた。 結婚カウンセラーや離婚カウンセラーとしてマスコミに…

「がん放置療法のすすめ」を読んだ・その2

がんを治したい、との一心から、各種のサプリメント、漢方、免疫療法、食事療法等の民間療法に走ってしまうことはよくある。 しかし、それらの検討を始めるときりがない一方、寿命を延ばすという証明がないことは確実なのだそうだ。〈免疫療法〉について、以…

「がん放置療法のすすめ」を読んだ・その1

「がんを放っておいたら、どんどん増大し進行して死に至る。 早期がんも放っておくと、進行がん、転移がんを経て死亡する。 −これが人々が癌に対して抱いているイメージであり、社会通念である。 (中略) 本書第一の目的は、がんを放置した場合の実像を伝える…

「大往生したけりゃ医療とかかわるな」を読んだ

大往生したけりゃ医療とかかわるな 中村仁一 幻冬舎新書著者の中村仁一氏は、中小の病院で勤務医として働き、退職後に特別養護老人ホーム常勤の配置医師となった。この本を書いた当時は12年目で、最後まで点滴注射も酸素吸入も一切しない(医療的な措置をまっ…

「甘い物は脳に悪い」を読んだ

「甘い物は脳に悪い」 えっ?なんで?疲れた時に甘い物を食べると、脳に栄養が行き渡って元気になるんじゃないの? そう思うのが常識のようだけど、食べた直後はテンションも上がり元気になるが、しばらくすると逆にだるくなって集中力もなくなったりする。 …

「幸せがずっと続く12の行動習慣」を読んだ

幸せがずっと続く12の行動習慣 ソニア・リュボミアスキー タイトルからすると自己啓発書か?と思われそうだが、著者はリサーチ専門の心理学者。22歳の大学院生の時に幸せに関する研究を選んだ。20年近く経過した今は、幸せについての研究は「ポジティブ心理…

「アスペルガーですが、妻で母で社長です。」を読んだ

アズ直子さんの「アスペルガーですが、妻で母で社長です。」(大和出版)という本が今とても売れているらしい。部屋の片付けがまったく出来ず、大切なものを失くしやすく、手続きなどの雑用が苦手な長男のことで、また最近心配ごとがいろいろ出てきて、調べて…

がん常識の嘘〜渡辺亨〜

腫瘍内科医・渡辺亨先生の本をブックオフで見つけた。2006年2月発行なので情報はちと古いが、興味深いことが山盛りで、まだ読みきれてない。 第二章 早期発見・早期手術だけではがん医療は不十分より ・「早期発見・早期手術が治癒の鍵」と言われ、早く小さ…

痩せるつもりだったのに・・・

単身赴任中の夫が一日休みをもらって帰って来た。(17日から20日まで)次男の大学合格ですっかりお祝いムード。夫も心底安心した様子。国立大に進学することになったので、4年間の学費、生活費など、東京の私立大に進学した場合に比べると破格の差額になる。さ…

今あるガンが消えていく食事

ホルモン療法を始めてちょうど1年4ヵ月。 すっかり痩せにくい体になってしまったのが悩みどころ。体重が全然減らない。 手術後、病院の食事が良かったのか(私は9日間入院。一般的には2週間入院。)2kg減って3kg増えた。しかし、体脂肪率はかなり増えたし、…

監察医の涙〜上野正彦〜

乳がんになってから、“人の死”についてよく考えるようになった。以前より“死”が自分の近くにあるように感じる。(もしかしたら自分で思っていたより、命短いかも知れないし。)なんてことがいつも心の片隅にある。 監察医の上野正彦氏といえば、テレビのワイ…

「研修医なな子」は最高傑作!

違う本を探してブックオフに行ったのに、たまたま手にとって読んでみた「研修医なな子」にハマって、全巻買ってしまった。 このマンガは本当に面白い!!Amazonのカスタマーレビューでも大絶賛されていた。 以下はカスタマーレビューからの抜粋。↓「最近医者…

「女医の花道!」「続・女医の花道!」は面白かった♪

日本テレビ「スッキリ!」のコメンテーターとしてもお馴染みのおおたわ史絵さんの爆笑セキララ告白エッセイ、「女医の花道!」「続・女医の花道!」を読んだ。この本、Amazonの書評では評価はあまり高くないし、ユーズドストアではなんと1円で売られている(…

「新・家系の科学」はトンデモ本?

二万件以上の家系調査で家運盛衰の「謎」がわかった! 日本家系研究学会会長 与那嶺 正勝 著 「新・家系の科学」コスモトゥーワン 人の世に浮き沈みはつきものです。一生の中でも、大きく成功し、また大きく失敗するといった浮き沈みの激しい生涯軌跡を描く…

サイモントン療法の本

がんのセルフ・コントロール−サイモントン療法の理論と実際−「同じ診断を受けながら、なぜ、ある患者は回復し、ある患者は死亡してしまうのか。」カール・サイモントン医師の研究はこの疑問からスタートしたのだという。多くは次の治療の予約日まで生きられ…

近藤誠「再発・転移の話をしよう」を読んで

がん患者にとって、再発・転移について医師から詳しく話を聞く機会などはほとんどない。ネットの情報やご本人が書いてるブログや、たまたま知り合った再発患者さんなどから聞く以外に手立てはないのだ。治療に当たっている医師は、日々どんなことを考えて、…

気になる本→「がんを再発させない5つの習慣」

何かを検索している途中で、気になる本を見つけてしまった。 主治医も教えられない! がんを再発させない5つの習慣 鹿島田 忠史 主婦の友パワフルBOOKS 再発したくない−がん患者なら誰でも考えることだと思うが、現代の標準的がん治療には、再発を防ぐための…