rosa8719の今日もご機嫌

59才で2回目の乳がんに。息子二人は独立し夫と二人暮らし。一日一日をご機嫌に。

2015-10-01から1ヶ月間の記事一覧

父の誤解と新たな決心

病室のドアを開けるとガックリとうなだれた父がいた。私に会うのを心待ちしていてくれた様子だが、いつもの父とは違いソワソワしていて落ち着きが無い。「身の置き所がなくて。」とベッドでも座る場所を何度も変え、物の置き場所も変え、ああでもないこうで…

父をウチに連れて来よう

早朝、父からの電話。「オレもいよいよ容易でなくなって来た。」と寝ぼけた私の頭に衝撃的な一撃。「時間の感覚がまったくなくなってしまった。頭の中がおかしい。どの位時間が過ぎたのかもわからない。さっき、目が覚めたらお漏らししてた。すごくショック…

1人で抱え込まないで

5日間、仕事の休みをいただき、父の病院へ行って来た。一週間しか経っていないのに父は、頬がこけてゲッソリしていた。私が行くのを首を長くして待っていたようだ。着いて早々に委任状を2通書いてもらった。前回入院時の保険の入院保証金請求のためである。…

心の居場所

今回の父のことで周囲の人達からよく言われたのは「rosaちゃん、仕事辞めてこっちに来て、お父さんと一緒に住んで面倒見てあげたら?それが一番いいと思うよ。」ということ。移住のススメである。「やっぱり最後は娘なのよ。娘にかなうものはないわ。」「娘…

緩和ケアの病院へ

地元の大きな病院を退院して、父と2人実家で10日ほど過ごした。パート先の職場には無理を言ってずっと休ませてもらっている。14日には自宅に帰る予定である。退院した当初元気だった父は、日に日に頼りなくなって行った。10日の朝起きて来て、「明け方トイレ…

ホスピスと介護申請

ホスピス病棟のある病院の方は、すぐには入れそうもないので、私が実家にいるうちに!と介護申請に行って来た。地域包括支援センターにまず電話して相談員さんに相談し、とりあえず早く役所に介護申請をするようにと教えてもらった。通常は介護認定されるまで…

父の余命は?

主治医から父の現在の病状と今後のことについて、お話があった。入院前に撮ったCTを見せて丁寧に説明してくれた。原発巣の腎盂ガン。大動脈のすぐ横のリンパ節、かなり大きい。肝臓にも転移あり。多発肺転移、肺にも小さな転移がたくさんあった。「手術でき…

退院のすすめ

突然、父が入院している病院から退院するように言われた。それも、ホスピス病棟のある病院に面談に行く前日に、とのこと。「患者さんも一緒に行った方がよいでしょう。」とのことだったが、1か月半も入院していた80才の老人にそんな元気、あるわけがない。親…