rosa8719の今日もご機嫌

59才で2回目の乳がんに。息子二人は独立し夫と二人暮らし。一日一日をご機嫌に。

2010-01-01から1年間の記事一覧

乳がんの術後治療

電話で夫とあれこれ相談しているのだが、「放射線治療だの、ハーツーがどうしただの、抗がん剤も使うとか、ハーセプチンという薬がどうのこうのだの、普通の人が聞いたらチンプンカンプンだよ。会社の人に言うときも気をつけないと。」と言われてハッとした…

早期乳がんでもHER2陽性なら・・・

日経メディカル・オンラインでこんな記事を見つけた。 直径1cm以下の早期乳癌でもHER2陽性なら再発と転移が多い 乳がん検診を受ける女性が増えるにつれて、また、検出技術の向上によって、直径1cm以下の乳がんが発見されるケースが増えている。米M.D.Anderso…

HER2(ハーツー)が悩ましい

数日前の職場での昼休み。病院から携帯に不在着信があったことに気づいた。すぐに電話をすると、 「ドクターからの呼び出しです。27日に受診するようにとのことで。」と看護師さん。「えっ?何かあったんですか。」と聞くと、「えーっと、検査結果の最終のが…

道に迷ってパニクる!

次男の高校の三者面談に出掛けた。入学直後の三者面談で、保護者の車の違法駐車があまりにも多かったために、その後は「自家用車でのご来校はお控えください」と高校側から要請があり、以来ずっと電車を乗り継いで行っていた私。今回の面談は三年生のみで、…

通院疲れ?

放射線治療9回目まで無事終了。いやはや・・・疲れた〜。初回、2回目と、ものすごい倦怠感と気持ち悪さにびっくりし、照射部位も腫れてむくみ、(最初からこんなんで大丈夫なんだろうか?)と不安に思っていたのだが。意外や意外。その後は体も慣れたようで、…

術後1ヵ月・生活編

昨日、職場で世間話をして盛り上がった時、同僚Eちゃんがしみじみ言った。「rosaさん、元気になったねー。復帰したばかりの頃は、世間話してても反応しなかったのに、喰らい付いてきたね!良かった。絶好調?」Eちゃんの立ち位置と私は、端と端で離れている…

人間ってたくましい!

面白いサイトを見つけた。癌々行こうぜ なっちゃったモンは治すしかないこの中の「乳癌患者に100の質問」]という所を半分くらい読んだ。(左側の「100の質問・回答集・他の癌」のところを見てね) それにしても、良く出来てる質問だなぁ、と感心しきり。■告知…

手術から1ヵ月

乳癌温存手術から1ヵ月。今日は通院日(ゾラデックス注射)だった。9時半の予約に数分遅刻して乳腺外来の受付に向かうと、声を掛けられた。入院中にいろいろ話をしていたSさんだった。「調子はどう?ホルモン療法の副作用なんかはある?」と聞くと、 「私は全…

放射線治療・初日と骨シンチグラフィ

骨シンチグラフィ検査のために、午前9時過ぎに放射線クリニックに到着。 検査前に微量の放射線を注射された。これが2時間半〜3時間ほど掛けて骨に集まり、撮影可能となるのだそうだ。癌が骨に転移していないかどうか、を調べる検査である。待ち時間に初めて…

意外な影響

京都に単身赴任中の夫が、「うちのヤツが乳がんになって、手術することになった云々。」という話を職場でした時、「そういえば私も乳房にしこりが・・・。」と、言っていた部下がいたのだそうだ。38歳の女性。さっそく乳腺外科で診てもらったところ、検査入…

放射線科・初診

乳がん温存手術後の放射線治療を受ける病院に行ってきた。私が通院している病院では、放射線治療は外部の病院で受けることになっているのだ。先日、地図を見ながら車で行き着けなかった場所。案の定、途中で迷路にはまったかのようになり、何度もグルグルグ…

これがホットフラッシュ?!

乳がんの中には、女性ホルモン(エストロゲン)の働きでがん細胞が増殖する「ホルモン感受性乳がん」があり、全体の6〜7割を占めている。このようなホルモン感受性乳がんに対しては、エストロゲンの作用を抑えることで乳がんの増殖を抑制する「内分泌療法(ホル…

職場復帰1日め

何とか1日め終了。疲れた〜。体力が落ちてて、疲れやすくなっているようだ。勤務時間は4時間半に短縮してもらったけど、さすがにへとへとだ。仕事場は、たまりにたまった商品が山積みになり、まるで物置の中で作業をしているような状態だった。私の職場は、…

地図が読めない女

私は地図が苦手だ。 「えーっ、マジで?信じらんなーい!」と言われるほどの方向音痴。自慢じゃないけど。新婚時代、夫と福島県いわき市の「スパリゾート・ハワイアンズ」に遊びに行った時のことだ。忘れ物を取りに、1人で更衣室まで戻ったのだが、それから…

どんな仕事もサービス業

昨日の続き。 自宅に戻った私は、泣いてスッキリしたあと、自動車のディーラーに電話をして事情を話した。 すると、 「わかりました。こちらまで車を持って来られますか?ウィンカーがどういう状況なのか、まずは見させていただき、それからですね。お預かり…

術後の体に待ちぼうけはつらいよ〜

毎日、最寄のJRの駅まで、次男を車で送迎している私。車のウィンカーの調子が悪く、点滅させていても途中で消えていることに、昨夜、気がついた!カチッカチッという音がしなくなり、点滅も消えてるではないか。右側だけかと思ったら、左側も怪しい。何とか…

病理検査結果

午前9時半で予約はしていたものの、超・混雑する乳腺外来なので、術後すぐの体にはこたえそうだな〜、などなどと考え、午前9時頃に病院に到着。受付で、「血液検査があるので、中央処置室に行って来てください。」と言われて行くと、なかなかすごい混雑ぶり…

紅葉

夫撮影。京都の紅葉。 落ち葉が美しい♪ 「どこか、紅葉見に行ったか?」なんて、退院したばっかりの人に聞く?歩くだけでまだ傷に響くわ。 自分が見てきた美しい風景を、病後の妻に見せてあげよう、という夫の優しさ。身に沁みるわ。(いやいや、ただ見せびら…

職場復帰の予定

退院して3日目の昨日、職場に顔を出した。毎月20日までに翌月の休みの希望を提出することになっている。早く持って行かないと、店長に迷惑を掛けてしまう、と思うと気になって仕方なかった。店はなかなか繁盛している様子。駐車場にも車がいっぱい。 「こん…

入院中・雑記(その5)

★傷の治り具合 私は傷が治りにくいほうなのだ。虫に刺されても、皮膚に汚くあとが残るタイプ。絆創膏にもかぶれやすい。手術してみて驚いたのは、メスで切ったあとは、透明なテープ(絆創膏?)をピシっと貼られているだけだったこと。縫い目は見えない。ドレ…

入院中・雑記(その4)

★抗がん剤投与・1泊入院の患者さん 私が入院した5人部屋には、抗がん剤の点滴を受けるために、1泊2日で入院される患者さんが何人も泊まっていった。入院してみて驚くのは、術前化学療法を受けてる人の多さである。入院患者の三分の一くらいだろうか?入院す…

入院中・雑記(その3)

★乳がん患者同士の自己紹介 病棟の中には談話室があり、リハビリ用具も置かれているので、リハビリの最終段階に入った、回復期の患者が自然と集まるようになっていた。自己紹介しながら話題に上ることは、 ・いつどうやってガンが発見されたか ・どんなふう…

入院中・雑記(その2)

★病院食 抗がん剤治療で1泊入院してた方が、「私、病院食は口に合わなくって。食欲はあるんだけど、おかずは全然食べられなかったわ。ごめんなさい。」と、毎回、看護師さんに伝えていた。それほどおいしくないかな?五目うどんの日は、あまりにもおいしくな…

入院中・雑記(その1)

★乳がん患者は明るくて元気な人が多い 同室のSさんからは、面白い話や情報をたくさん教えていただいた。「乳がんの患者さんばっかりの病棟だけど、みんな手術した後は、とってもスッキリした気分になるらしくて、明るくて元気でパワフルだったよ。rosaさんが…

同じ部屋の人たち

私が入った部屋は5人部屋だった。 55才のSさん、68才のMさん、63才のCさん、46才の私、が主にいたメンバー。一つのベッドは、抗がん剤治療のために1泊2日で入院される人が出たり入ったりしていた。平均年齢が高い。おばあちゃん部屋か? 私がいつも一番年下…

手術の日の夜

夫と次男が帰り、長い長い夜が始まった。夜がこんなに長くてつらいものだとは思わなかった!!と、いうくらい、長くて長くてつらい苦しい夜だった。足には血栓予防の伸縮性たっぷりの白いハイソックスをはかされ、ふくらはぎの辺りをマッサージする機械につ…

手術の日

早朝5時半にすっきりと目が覚めた。 しかし、お通じはイマイチ。なので、「お腹をすっきりさせるために座薬を使いますねー。」と、看護師さんに座薬を入れられた。普段、「恐怖の快便女」である私には、座薬の効き目は強すぎる!腸のぜん動運動のものすごさ…

入院

手術日前日の午前10時に1人で入院手続きをした。思えば、私の乳癌手術は、住宅ローンの借換えとまったく同時進行に進んで行ったのだった。 ガン告知の日は、借換えローン本申込み(成約)の日。入院したこの日は金消契約の日。なので、夫は銀行の手続きを済ま…

乳がんのしこりは痛くない?

職場で仕事中にAさんが、「私、オッパイにしこりがあるのよね。やっぱ、検診とか、ちゃんと受けないとだめだよね。」という話をOさんとしていたことがあった。その頃、私は乳腺外科クリニックで細胞診を受けた直後だった(結果はまだ出てない)。いつもなら、…

ご家族の方と一緒に

細胞診後の「乳がん告知」の時、診察室に1人で入った私に医師はまっすぐストレートに、「この前の検査の結果、癌の細胞が出ましたから。」と伝えた。穏やかにゆっくりと、でも、はっきりとした口調だった。「この前来た時から、怪しいなー、とは思ってたんだ…