rosa8719の今日もご機嫌

59才で2回目の乳がんに。息子二人は独立し夫と二人暮らし。一日一日をご機嫌に。

2010-11-01から1ヶ月間の記事一覧

地図が読めない女

私は地図が苦手だ。 「えーっ、マジで?信じらんなーい!」と言われるほどの方向音痴。自慢じゃないけど。新婚時代、夫と福島県いわき市の「スパリゾート・ハワイアンズ」に遊びに行った時のことだ。忘れ物を取りに、1人で更衣室まで戻ったのだが、それから…

どんな仕事もサービス業

昨日の続き。 自宅に戻った私は、泣いてスッキリしたあと、自動車のディーラーに電話をして事情を話した。 すると、 「わかりました。こちらまで車を持って来られますか?ウィンカーがどういう状況なのか、まずは見させていただき、それからですね。お預かり…

術後の体に待ちぼうけはつらいよ〜

毎日、最寄のJRの駅まで、次男を車で送迎している私。車のウィンカーの調子が悪く、点滅させていても途中で消えていることに、昨夜、気がついた!カチッカチッという音がしなくなり、点滅も消えてるではないか。右側だけかと思ったら、左側も怪しい。何とか…

病理検査結果

午前9時半で予約はしていたものの、超・混雑する乳腺外来なので、術後すぐの体にはこたえそうだな〜、などなどと考え、午前9時頃に病院に到着。受付で、「血液検査があるので、中央処置室に行って来てください。」と言われて行くと、なかなかすごい混雑ぶり…

紅葉

夫撮影。京都の紅葉。 落ち葉が美しい♪ 「どこか、紅葉見に行ったか?」なんて、退院したばっかりの人に聞く?歩くだけでまだ傷に響くわ。 自分が見てきた美しい風景を、病後の妻に見せてあげよう、という夫の優しさ。身に沁みるわ。(いやいや、ただ見せびら…

職場復帰の予定

退院して3日目の昨日、職場に顔を出した。毎月20日までに翌月の休みの希望を提出することになっている。早く持って行かないと、店長に迷惑を掛けてしまう、と思うと気になって仕方なかった。店はなかなか繁盛している様子。駐車場にも車がいっぱい。 「こん…

入院中・雑記(その5)

★傷の治り具合 私は傷が治りにくいほうなのだ。虫に刺されても、皮膚に汚くあとが残るタイプ。絆創膏にもかぶれやすい。手術してみて驚いたのは、メスで切ったあとは、透明なテープ(絆創膏?)をピシっと貼られているだけだったこと。縫い目は見えない。ドレ…

入院中・雑記(その4)

★抗がん剤投与・1泊入院の患者さん 私が入院した5人部屋には、抗がん剤の点滴を受けるために、1泊2日で入院される患者さんが何人も泊まっていった。入院してみて驚くのは、術前化学療法を受けてる人の多さである。入院患者の三分の一くらいだろうか?入院す…

入院中・雑記(その3)

★乳がん患者同士の自己紹介 病棟の中には談話室があり、リハビリ用具も置かれているので、リハビリの最終段階に入った、回復期の患者が自然と集まるようになっていた。自己紹介しながら話題に上ることは、 ・いつどうやってガンが発見されたか ・どんなふう…

入院中・雑記(その2)

★病院食 抗がん剤治療で1泊入院してた方が、「私、病院食は口に合わなくって。食欲はあるんだけど、おかずは全然食べられなかったわ。ごめんなさい。」と、毎回、看護師さんに伝えていた。それほどおいしくないかな?五目うどんの日は、あまりにもおいしくな…

入院中・雑記(その1)

★乳がん患者は明るくて元気な人が多い 同室のSさんからは、面白い話や情報をたくさん教えていただいた。「乳がんの患者さんばっかりの病棟だけど、みんな手術した後は、とってもスッキリした気分になるらしくて、明るくて元気でパワフルだったよ。rosaさんが…

同じ部屋の人たち

私が入った部屋は5人部屋だった。 55才のSさん、68才のMさん、63才のCさん、46才の私、が主にいたメンバー。一つのベッドは、抗がん剤治療のために1泊2日で入院される人が出たり入ったりしていた。平均年齢が高い。おばあちゃん部屋か? 私がいつも一番年下…

手術の日の夜

夫と次男が帰り、長い長い夜が始まった。夜がこんなに長くてつらいものだとは思わなかった!!と、いうくらい、長くて長くてつらい苦しい夜だった。足には血栓予防の伸縮性たっぷりの白いハイソックスをはかされ、ふくらはぎの辺りをマッサージする機械につ…

手術の日

早朝5時半にすっきりと目が覚めた。 しかし、お通じはイマイチ。なので、「お腹をすっきりさせるために座薬を使いますねー。」と、看護師さんに座薬を入れられた。普段、「恐怖の快便女」である私には、座薬の効き目は強すぎる!腸のぜん動運動のものすごさ…

入院

手術日前日の午前10時に1人で入院手続きをした。思えば、私の乳癌手術は、住宅ローンの借換えとまったく同時進行に進んで行ったのだった。 ガン告知の日は、借換えローン本申込み(成約)の日。入院したこの日は金消契約の日。なので、夫は銀行の手続きを済ま…

乳がんのしこりは痛くない?

職場で仕事中にAさんが、「私、オッパイにしこりがあるのよね。やっぱ、検診とか、ちゃんと受けないとだめだよね。」という話をOさんとしていたことがあった。その頃、私は乳腺外科クリニックで細胞診を受けた直後だった(結果はまだ出てない)。いつもなら、…

ご家族の方と一緒に

細胞診後の「乳がん告知」の時、診察室に1人で入った私に医師はまっすぐストレートに、「この前の検査の結果、癌の細胞が出ましたから。」と伝えた。穏やかにゆっくりと、でも、はっきりとした口調だった。「この前来た時から、怪しいなー、とは思ってたんだ…

乳がんと母乳育児

手術をしたのが6月で、その翌年の2月に今の主人と結婚することになった。第一子、妊娠、出産。 その後の母乳育児で、私は大きな大きな試練にぶち当たった。 もともと、胸は大きいほうなのだが、乳腺が腫れあがって、まるでドッヂボールを2個くっつけてるよう…

乳がんになる前の自分を振り返る

1週間前にお願いしていた、“診断書”をもらうために病院に行ってきた。3週間ほど仕事を休ませてもらうことになるので、職場に提出しなければならないのだ。ついでに手術の“同意書”も提出してきた。本来ならば、手術についての説明を家族と共に受けて、承諾し…