rosa8719の今日もご機嫌

59才で2回目の乳がんに。息子二人は独立し夫と二人暮らし。一日一日をご機嫌に。

入院

手術日前日の午前10時に1人で入院手続きをした。

思えば、私の乳癌手術は、住宅ローンの借換えとまったく同時進行に進んで行ったのだった。
ガン告知の日は、借換えローン本申込み(成約)の日。入院したこの日は金消契約の日。

なので、夫は銀行の手続きを済ませてから病院へ来ることになっていた。
住宅ローンは13年で組まれている。とりあえず元気でいられるようにがんばろう。

病室は5人部屋。午後から手術の人もいてバタバタしている。看護師さんとの面談でいろいろ聞かれた後、病棟内を案内された。

あとは、ヒマ。
隣のベッドの人は今日手術とのことでいないし、明日手術で今日入院してきた人もいる。栄養士やら、手術室の看護師やら、麻酔科の医師やらが話しをしに来る以外は、特別することもない。

「手術前の診察もありますからね。」と、看護師さんには言われたが、全然呼ばれる気配もなく、6時半にシャワー浴も済ませ、ヒマ、ヒマ〜。

夜8時半頃、外来に行くように言われてびっくり。木曜日はいつも外来がすごく混んでいるので、こんな時間になってしまうようだ。

「お風呂にはもう入られたんですか?」と話しかけて来るドクターもお疲れのご様子。エコーでしこりの位置を確認しようとするが、うまくいかず「?」みたいな感じで、マンモの写真や以前のエコー写真を見直してる。お疲れのご様子だけど、大丈夫かしらん?と、私はちょっぴり不安。

ベテラン看護師が、「明日の手術は先生お1人でなさるんですか?他の先生は?」と聞くと、
「うん?・・・うん、うん・・・うん。」とドクター、テキトーなお返事。
「うん、うん、って・・・、もう、やだー、先生!」と、看護師。執刀医は主治医のようだ。

手術する左側の乳房には、黒の油性ペンでくっきりとしっかりと目印が。おおー、こんなに切るのかー、と、妙に感心した。(手術当日朝の回診でベテラン名医が、「おおーっ、ずい分派手に落書きされたねー。」と言っていた。)

いつもはよく眠れる私だが、この日はなぜかなかなか寝付けず。睡眠導入剤マイスリーを10時半頃に飲んだ。そしてお通じを良くする薬。

とりあえず眠りについた。