rosa8719の今日もご機嫌

59才で2回目の乳がんに。息子二人は独立し夫と二人暮らし。一日一日をご機嫌に。

地図が読めない女

私は地図が苦手だ。
「えーっ、マジで?信じらんなーい!」と言われるほどの方向音痴。自慢じゃないけど。

新婚時代、夫と福島県いわき市の「スパリゾートハワイアンズ」に遊びに行った時のことだ。忘れ物を取りに、1人で更衣室まで戻ったのだが、それからが問題。夫のいる場所に辿り着けなくて、何度も何度もぐるぐるぐるぐる・・・。心配した夫が、探してくれてご対面。大人の迷子なんて・・・。シャレにもならない。(恥)

車の助手席で、夫が望むようなナビゲーションが出来ず、ケンカになることもしばしば。今では夫も諦めの極致に達し、長男がいる時には彼にナビを頼むことにしてる。

その私が、ここ最近、気にしていたのは「放射線の治療を受けに行く病院の場所」である。親切な看護師さんが、病院HPの地図を印刷して持ってきてくれたのだが、一度も行った事のない場所で見当もつかない。

自分でGoogleマップと格闘すること数日。以前、「Googleって素晴らしいよな!」と、夫が熱く語っていたのを思い出す。「ストリートビューなんて、実際に街角に立ってるみたいだろ?」・・・うーん、私にはわからん。使いこなせない〜。多少の見当はつくものの、住宅地の込み入った道路に入ると、何がなにやら?さっぱり。

仕方なく、夫に頼った。

さすがに長年私の方向音痴に付き合ってきただけのことはあり、「あの道、知ってるだろ?あそこを右に入って、ずーっとずーっと直進するんだよ。ほら、以前、キャンプに行った公園の近くだ。そして、○○歯科のところで右に曲がって、突き当たって左、そこから進んで突き当たったら今度は右。」と、わかりやすく教えてくれた。

よし、行ってみるわ!と、トライした今日。
うちの車のカーナビで、目的地に登録。しかし、この病院は今年8月にオープンしたばかり。地図にその番地は載ってなかった〜。(カーナビはかなり古い)

「目的地、周辺です」カーナビの声が、かなり早い地点で響いた。新しい住宅地だ。カーナビには全然載ってない。右に行ったり左に行ったり、ぐるぐる、ぐるぐる。

(やばい、このままでは帰れなくなる。)と、恐怖を感じた私は、ここまでで引き上げることにした。残念、無念。まぁ、どうにかなるだろう。

うちの夫は、道路をぐるぐる回っても、出た所が東西南北どの方向なのか、すぐにわかるのだそうである。長男も、夫のDNAを受け継いだようで、方向感覚はバッチリである。うらやましい〜!!

可哀想なことに次男が、私の方向音痴を受け継いでしまったようで。車に乗ってて夫に「どこを走ってるかわかるか?」と、聞かれるたびに、全然違う場所を答えたりしていた。あらら。

苦労するわ、次男。