骨シンチグラフィ検査のために、午前9時過ぎに放射線クリニックに到着。
検査前に微量の放射線を注射された。これが2時間半〜3時間ほど掛けて骨に集まり、撮影可能となるのだそうだ。癌が骨に転移していないかどうか、を調べる検査である。
待ち時間に初めての放射線照射を受けた。
「照射部位を確認して写真を撮り、オーケーならそのまま初回の照射をします。」と、説明されていたが、「ハイ、終わりましたよ。」と、言われてびっくり。何も感じなかった。
天井に描かれた大きなゴリラの絵が何とものどかな感じで、音楽も流れてくる。無機質な治療室のはずなのだが、ゆったりとした雰囲気の中ですでに終了していた。
「骨シンチの時間まで2時間ほどあります。外出して来てもいいですよ。」と、看護師さんに言われたので、車で病院を抜け出して古本屋で時間を潰した。
12時過ぎに病院に戻り、骨シンチグラフィの検査開始。20分以上、動かずにじーっと横たわる。それを機械が上下挟み込むようにして撮影するのだが、頭の撮影の時は3cmの至近距離まで迫られる。なんだかビビる。
放射線まみれ(?)の1日、終了。スーパーで買い物して帰った。
自宅に着いた頃、(なんなの、この倦怠感!!)と、びっくりするくらいのだるさに見舞われた。動くのがしんどい。風邪をひきそうな時の体調と似てるような。体が重くて疲れがひどくて眠くて眠くて、ちょっと気持ち悪くて、といった具合だ。
ブログを書こうとしていて、パソコンの前に突っ伏して寝てしまっていた。ここのところ、ホルモン剤のためか眠りが浅かったので、この眠さは、ありがたいような、辛いような。
予防の意味もあって、術側の乳腺全体に放射線を照射するのだが、正常な細胞までダメージを受けてしまうのだとか。放射線、恐るべし!!副作用なんだろうな。
☆ ☆ ☆
ホルモン療法で使われている、ゾラデックスの副作用について、ネットでいろいろ調べてみたところ、こんな情報を見つけた。
【 閉経前乳癌の場合 】
安全性が評価された105例中46例(43.8%)に臨床検査値異常を含む副作用が78件報告された。
主な副作用はほてり(27.6%)頭痛感(4.8%)めまい(4.8%)肩こり(3.8%)等である。これらの症状は更年期に頻発する症状であり、本薬の 卵巣機能制御作用に起因すると考えられる。(承認時)
【薬物動態】
投与2週間後に最高血清中濃度(平均約2ng/mL)に達し、以後4週後まで徐々に下降した。また、4週ごとに継続投与した場合血清中濃度推移のパターンは初回投与時とほぼ同様であり、本剤の蓄積性は認められなかった。
副作用については、細かいものはいろいろあるようだが、ここでは割愛する。一番、ホットフラッシュがひどかった日は、そういえば注射して2週間経過した頃だった。不安になったもんな〜。昨日は体調が安定していたので、なんでかな?と思っていたが、徐々に効果が下降してきたからなのかも。それがわかると、何とか対処していけるかな・・・と。
まったく、もう〜〜〜。副作用まつりだわ。更年期のことを、「はきだめ症候群」とも言うらしいが、なるほどである。
こんだけいろいろあるなら、「効いてる!!」と、思わないとやってられないわ。