rosa8719の今日もご機嫌

59才で2回目の乳がんに。息子二人は独立し夫と二人暮らし。一日一日をご機嫌に。

手術から1ヵ月

乳癌温存手術から1ヵ月。今日は通院日(ゾラデックス注射)だった。

9時半の予約に数分遅刻して乳腺外来の受付に向かうと、声を掛けられた。入院中にいろいろ話をしていたSさんだった。

「調子はどう?ホルモン療法の副作用なんかはある?」と聞くと、
「私は全然ないのよ〜。でも、友達でここの婦人科でリュープリンの1ヵ月製剤を注射してる人がいるんだけど、具合悪いみたい。メールしても返事はこないし、電話しても出ない、と思ってたら、具合悪くて寝込んでるんだって。大変みたい。人それぞれよね〜。」と言っていた。

「私なんか、毎週、週一でここに通院してるのよ!今日で退院してから3回目。しかも、来るたびに血液検査。放射線治療なんか、30回の予定なのよ!普通はみんな25回よねぇ。嫌になっちゃうわ〜。」とSさん。私は血液検査は1回だけだった。

隣にNさんという方がいて、彼女は術前抗癌剤治療をしてから手術をし、術後にあと2回抗癌剤治療をして、ひとまず終了なのだという。「年明けまで掛かっちゃうんですけど、とりあえず治療は終わるのでほっとしてます。」と語っていた。

おしゃべりに花を咲かせてるうちに、私の名前が呼ばれた。早いじゃないの!

「rosaさん、今日はお注射だけね。」とベテラン看護師さん。いつもは、診察前にバッと上半身脱いで待たねばならないのだけど、今回はその必要もなし。なんと、出したのはお腹だけ。ベッドに横たわる私のお腹の肉を、むぎゅっとつかんで(←つかみやすい、汗)ドクターがブスッと注射(上手!)。ハイ、おしまい。

「これからは診察は3ヵ月に1度、ゾラデックスの注射で月に1度通ってもらうことになりますが、よろしいですか?」と、前回言われたのはこういうことだったのだ。

サクサク診察。早い、早い。「その後、どうですか?」とも聞かれなかった。(←予想してたのに。)

ドクター「放射線治療は始まったんですよね?」
私「はい。先週2回受けてきました。」
ドクター「2回ですか。じゃあ、まだ全然・・・。」
私「あっ、でも、すでに初回から赤くなってむくんできたんですよー。」
ドクター「・・・そうですか〜。」

・・・ドクター、スルー。まぁね、だからどうだということでもないし、治療を受けてる放射線科の医師に診てもらえばいい話なので。話もしないでただ注射というのもなぁ・・・という程度の会話なのでしょう。

サクサク、あっさり、さっぱりした扱いを受ける、ということは、医師から見て重い病状の患者ではない、というわけだ。大変な患者さんはたっくさん控えているんだものね。

今回の診察は早かった。10時頃には終わり会計へ。今日も待ち時間長いかな?と思っていたので、すぐに終わって拍子抜け。

☆   ☆   ☆
放射線治療3回目。
私が通っているクリニックでは、毎回、医師の診察もある。前回はいつもとは違う医師が診てくれた。

医師「どうですか?」
私「1回めの治療後から、赤くなってむくんでます。あと、倦怠感もすごくて、ちょっと気持ち悪かったんですが。」
医師「おや、本当ですね。最初っからというのは珍しいな。敏感なんでしょうね。」

ニコニコしている医師なのに、急に心配そうな顔になったので、私まで不安になった。結局、土日をはさんだことで休みにもなり、今日は大丈夫。倦怠感や眠気はあまり感じない。大騒ぎするほどのこともないのかも。ホルモン療法の副作用のことにしても。

仕事もちゃんとやれてるし、手術前とほぼ同じ生活が送れてるのだから、感謝、感謝♪

まわりに気を遣うタイプだったけど、「今の私にはちょっと無理〜。」と言って許してもらうことにした。がんばれない。

私「放射線治療に通うから、(次男を駅まで)迎えに行けないよ。自分でバスで帰って来て。」
次男「うん、いいよ。」
私「もう疲れた〜。明日は弁当作らないから。自分で何とかして。」
次男「えーっ、オレ学食嫌いなのに。しょーがねーなぁ。」
と、次男にしわ寄せが(笑)。

まぁ、いいのだ。明日できることは明日やろう♪