昨日12月29日は私の59回目の誕生日。
ロシアによるウクライナ侵攻や、コロナ禍も3年目ということもあり、大変なこと続きの世の中だった。
自分の身の回りは何とか平和に無事に過ごせたことに、まずは感謝したいと思う。
4月。突然夫が「オレ、今日ケツまくったから！」と言い放ち、定年再雇用で働いていた職場を64才で退職することになった。
いきなり始まった「老後生活」に悪戦苦闘(?)。3ヵ月くらいしてようやく慣れた。
「人間、ブチギレることも時には大切だ。」そんなことを言ってたんだー。笑えるなぁ。
ゴールデンウィークには2年4ヵ月ぶりに次男が帰って来て、喜びのあまりスィッチが入ってしまった夫とまたケンカになった。
この時夫は、4月から庭のウッドデッキを小さく作り直していて、頑張りすぎて膝を痛めたのだった。膝の不調をいまだに引きずっている。
年を取ったら、頑張りすぎは体を痛めるのだな、と痛感した。いたわりつつ、ボチボチやらないとダメみたい。
☆ ☆ ☆
パートの仕事は「社会保険の適用拡大」という法律改正で、従業員500人以下の企業も加入対象となり、私の職場もそれに従うことになった。
14年働いて、こんなに労働時間を減らすのは初めての経験である。
会社側は、あの手この手で、私には今まで通りの勤務日数で働いてほしいと言って来たが、何とか譲らずに自分の思いを通すことが出来た。
これは大きかった。
10月からは16日勤務になり、自分の時間がグッと増えてかなり楽になった。３ヵ月経って慣れて来たので、来年はもう少し自分の趣味の時間も増やせそうだ。
以前の働き方のままだと、習い事などは到底無理だし、友人と会ってランチに行く約束さえも難しかった。連休を取るのも旅行に行くのも、前もって計画立てて、である。
最近は連休や三連休も取れるので、かなり気楽である。
何より、仕事のストレスが減った。
職場で嫌なことがあっても、数日離れてるうちに忘れてたりする。まぁ、いいか、と思えたり。
3月に入った新人パートは全員辞めたし、何かとトラブルを巻き起こしていたXさんも10月初めに辞めたが、その後なぜか若い子たちの応募が続いて採用され、現在に至っている。
年の暮れだというのに、最近また一人採用された。
59才の私が平均年齢を押し上げてるようで申し訳ないが、高校生や20代前半の人が採用されてるので、平均年齢はかなり若くなった。こんな日が来るなんて。
しかもみんな、真面目で良い人ばかりである。私は多分、「親よりも年齢が上のおばさん」なのだと思うが、ちゃんと仕事のことは聞いてくれる。こういう若い人たちを大切にしなくっちゃ、と思う。
義兄からおせち料理が届けられ、明日は次男も帰って来る。
仕事で帰れない長男とは、夜、ZOOMでつながる予定だ。
こうして平和に年末を迎えられるだけで、本当に幸せである。
