rosa8719の今日もご機嫌

59才で2回目の乳がんに。息子二人は独立し夫と二人暮らし。一日一日をご機嫌に。

「働き方を変えてみよう」と心に決めた

今年の10月から、「社会保険の適用拡大」という法律改正が行われるらしく、パート先から「あなたはどういう方向で考えているのか。記入して提出しなさい。」という用紙を渡された。

 

2022年10月からは、パート労働者でも以下の条件すべてに該当する人は、社会保険に加入しなければならない。

・労働時間 週20時間以上(月にすると86.5時間以上)

・月額賃金 8.8万円以上

・2ヵ月を超える雇用見込み

・学生ではない

・従業員数 101人以上(500人以下の企業まで加入対象になり、枠が広がった)

 

夫の扶養の範囲内で働く主婦などは、これまでは130万円超えると...と言われて来たが、これからは106万円超えると(月額8.8万円超えると)、厚生年金保険、健康保険に加入しなければならなくなる、というわけである。

 

40歳以上だと、健康保険料、介護保険料、厚生年金保険料、雇用保険料など、給与から15%ほど引かれることになるらしい。夫の会社から「家族手当」などを受けてる人は、支給停止される場合もあるらしい。

 

メリットとしては、老齢厚生年金、障害厚生年金、遺族厚生年金などが充実し、傷病手当金などももらえるようになる、とか。しかし、年数からして年金受給額が増えたとしても、ほんの微々たるものになるらしい。

 

えっ、どうすりゃいいの?

夫が定年退職して、扶養家族でもなんでもなくなる私。このタイミングで果たしてどうしたら良いものか。どっちみち、会社を辞めたら夫婦で国民健康保険に加入するつもりでいるらしい。(そのまま、会社の健康保険組合継続も出来るけど、ちょっと高額とか。)

 

月に110時間くらい働いてるので、条件全てに該当する。8.8万円超えないようにギリギリで、なんて何日働けるのか。

 

夫は「どちらでも好きにするといいよ。」というし、悩みに悩んで出した答えは、「現状と同じペースで働いて、自分で社会保険に加入する。」という道だった。

 

昨日、出社したら1才年上のO先輩が「rosaさん、何て書いて提出したの?」と聞いてきた。O先輩はパートのリーダー。実はストレスで体調を崩して10日間くらい仕事を休んでいたのだ。

 

私の考えを説明すると、「そうなんだ。私は8.8万円未満で働きたい、と書いて提出したの。私はもうすぐ60才。もう仕事を辞めても良いかな、とも思ってるんだけど、辞めると社会とのつながりもプッツリ断たれてしまう気もして。だから、もうちょっと頑張ろうかな、とも思ってるの。でもね、私は国保だから、年金納めるのももう少しで終わりなのよ。厚生年金なんて言っても、あと何年働ける?10年くらい働いたら、将来の年金額も増えるだろうけど、大して意味ないよね。」と、いろいろ教えてくれた。

 

雇用保険の資格も喪失する、なんて言っても、私たちここを辞めたとして、再就職する?就活する?そう考えたら、雇用保険なんてなくても良いかな、と。」O先輩は、今回体調を崩したことで、体に鞭打って働くことに疑問を感じ始めたのかも知れない。

 

そうだよ。私だって12月で59才になる。そんなにシャカリキに働いて、果たしてそれが会社のためと言えるのだろうか。もっと若い人たちに育ってもらわないと、この職場に未来はないよな。59才、これから私はもう少しゆったりとしたペースで働いて行きたい。月額8.8万円未満で。

 

今回はとりあえずの調査だったので提出してしまったが、雇用契約の時にはしっかりと意思表示しようと思う。

 

ちょっと今までとは違う路線を歩いてみよう。まずは、自分の意識改革からだ。