GW7連休の夫は、傷んでいた庭のウッドデッキのメンテナンスに取り組んでいた。傷んでいた部分を切り落として、裏返したり向きを変えたり。今後のメンテナンスのことを考えて、小さめに作り直した。
すると、「慣れない大工仕事に熱中し過ぎたせいか、足が痛い。足が腫れてる。」と辛さを訴えて来た。あらら本当だ。よく動く人なのに歩くのも辛そう。ちょっとイライラしてる。
次男が帰って来る3日の夜、最初は夫が新幹線の駅まで迎えに行くことになっていた。それが直前になって、「最寄りの駅までで良くないか?母ちゃんが仕事帰りに迎えに行けばちょうどいいだろ?」と、突然私に振られて、かなりムッとした。
「最寄りの駅なんて、しばらく行ったことないし、夜の運転だし、路駐する場所もちょっと自信ないし、仕事が忙しい日だし。」と、反論すると、「なんでそんなことで怒るんだ!」と逆に怒られて険悪なムードに。(息子が2年4ヵ月ぶりに帰って来るんだから、迎えに行ってあげるくらいいいでしょ⁉︎)と思った。仕方がないので、頑張って迎えに行った。
息子を車に乗せて、夫との喧嘩の件を愚痴ってしまった。
「◯◯が帰って来る、わぁ嬉しい!と思うあまり、色々頑張り過ぎて1人でカッカカッカしちゃうんだと思うのよね。明日、キャンプしたいとか、バーベキュー用の肉とか買って準備しないと、と思ってて、そのことで頭がいっぱいになってるみたいなの。」
「なるほど。家に帰るのもかなり久しぶりだから、お父さん、変なスィッチが入っちゃったんだね(笑)。今までコロナのことや仕事のことで、ずっと帰ってなかった俺も悪いわ。これからは、もっと頻繁に顔を見せるようにするよ。」
次男は冷静に夫のことを分析し、喧嘩にならないように気を遣ってくれた。なるほど、息子目線で見るとそういうものなのか、と私もちょっと反省。
自宅に着くと、夫が「買い物大変だったよ。母ちゃんが迎えに行って正解だっただろ?」と、美味しそうなものをたくさん買い込んで、次男をもてなしてくれた。「明日はデイキャンプしよう。◯◯が食べたいと言っていた、牛タンも買って来たぞ。」と満面の笑み。久しぶりに次男を囲んで話が盛り上がった。
翌日4日は朝から絶好のゴールデンウィーク日和。
夫がまだ足が痛くて動くのが辛い、と言うので、自宅の庭でバーベキューをやることになった。どこへ行っても混んでるのに、わざわざ遠くに行くこともない。
(Colemanシェードインスタント バイザーシェード)
「こんな肉厚な牛タン、東京では食べられないんだよ!」と、次男大喜びだった。夫も大満足。ご機嫌に昼からビールを飲んだ2人を乗せて、午後は私の運転でドライブ。
次男と夜遅くまで、たくさん喋って寝不足の2泊3日。めっちゃ楽しいゴールデンウィークだった。
昨日の帰りは、「新幹線の駅まで父ちゃんが乗せて行くよ。」と運転してくれた夫。変なスィッチが切れたのか、満足してホッとしたのか、いつもの調子に戻っていた。
「アイツは優しい奴だな。」と、ポツリと言っていた。私もそう思う。次男が元気に暮らしていて、本当に良かった。素敵なゴールデンウィークだった。