今朝のNHK あさイチのプレミアムトークは、作家の西加奈子さん。
何気なく見ていたら、「カナダのバンクーバーで暮らしているんですが、コロナのパンデミック中に乳がんになっちゃって。」と、今の私にドーンと響きまくる話題にびっくり!(◎_◎;)
ステージ2bでトリプルネガティブ。遺伝子検査も受けて陽性だったとのことで、両乳房を全摘。卵巣も全摘手術する予定、とのこと。
遺伝性乳がんにはBRCA1とBRCA2タイプがあり、西さんはBRCA2タイプ。(アンジェリーナ・ジョリーはBRCA1タイプ)
乳がんになった経験は著者初のノンフィクションとして、出版された。
カナダでは、「あくまでも治療のボスはあなたなのよ!」と治療の決定権は本人に委ねられる。両乳房を全摘することになっても、「バランスが取れていいじゃない。パッドの大きさも好きなように出来て、ファッションも楽しめるわ。」「ぶっちゃけ、乳頭なんて必要?」と、看護師さんに言われたくらいなのだそうだ。自分の乳房についての感覚は人それぞれだけど、「生きていくのには関係ない」と腹を決める潔さだ。
さてさて、私も「遺伝子検査を受けてみたい」と先日、主治医に申し込んだ。
もうサインをしてしまったので、後日血液をとってアメリカに送ることになった。結果が出るまで3週間ほど掛かるらしい。
息子が男二人なので関係ないのかな、と思っていたが、男性の場合だと膵臓がんや前立腺癌に罹る割合が高くなるらしい。
私の場合は両側の乳がんで、父方の伯母とその娘が乳がんなので、調べてみた方が良いとのこと。
2020年5月、主治医に言われた時には断った話だったけど。
あの頃は、こんな日がやってくるなんて、想像してなかったなぁ。