rosa8719の今日もご機嫌

59才で2回目の乳がんに。息子二人は独立し夫と二人暮らし。一日一日をご機嫌に。

手術前説明で病院へ。リンパ節転移の癌は消えた?!

乳がん手術前説明を受けるために病院へ。

血液検査の後、予約時間を30分ほど過ぎてから診察室に呼ばれ、夫と二人で話を聞いた。

私の乳がんは右乳癌。

エストロゲン受容体陽性100% プロゲステロン受容体陽性40%

・ハーセプテスト 陰性

・Ki67 35.4%

・ルミナールB

・ステージ2B

 

先日受けた造影剤入りCT検査の結果が出て、治療前に受けたCT検査の画像と並べられていた。

腋窩(えきか)リンパ節に大きな腫瘍があって25ミリほどだったんですが、画像上は消えてますね。消失してます。」「乳房の方の腫瘍は20ミリあったものが、著明に縮小しています。無くなってはいないですが、小さくなってますね。」

主治医の言葉に驚いて、思わず画像を見つめる夫と私。本当だ!脇の下のシコリは消えていた。抗がん剤、すごい。副作用はかなり辛かったけど、頑張って良かった。(涙)

 

腋窩リンパ節のシコリは、大きいものと小さいもの複数個あって、4個くらいあったんですよ。」と主治医。なので、私は再発高リスクになるのだそう。

手術は「乳房全切除術(全摘)+腋窩リンパ節郭清(かくせい)」。画像上は消失していても、リンパ節はごっそり取って病理検査に回すとのこと。

そういう話は、他の患者さんから以前聞いたことがあったので、覚悟は出来ていた。

 

「最近の体の調子はいかがですか?」と聞かれたので、「そうですね。足の浮腫みがひどくて辛いですが。」と言うと、循環器内科の医師からも話を聞いていたようで、「まあ、時間が解決しますよ。大抵の患者さんは、入院して上げ膳据え膳でゆっくりしているうちに、大分良くなるみたいですよ。」と教えてくれた。ちょっと希望が見えてきて嬉しい。

 

そこから、手術後の治療の話になった。

ホルモンを食べて増殖するタイプの癌なので、すぐにホルモン治療を始める。アリミデックスを服用、5年以上。

退院後に放射線治療を始めてもらう(他の施設)ので、自分で予約する。リンパ節転移4個以上だったので、胸壁照射25回(5週間)。

 

「そして、ベージニオという薬を2年服用するのをお勧めします。新しい薬なのですが、かなり高額なので限度額認定証を使って、ということになります。抗がん剤ではないので、脱毛したりはしないですが、副作用としては下痢などがちょっと大変かな。」と主治医。こちらはまだ未知の領域だったので、後で調べてみようと思った。

 

調べてみて、これが実に高価な薬で驚いた。こんな高価な薬を限度額認定証使ったとしても2年間。再発リスクが高いとはいえ、飲み続けるのか。しかも、結構な副作用。

最近の癌治療って、どうしてこんなに高額なものばかりなのだろう。

 

とりあえず、リンパ節転移の癌が消えた!それだけを今日は喜びたいと思う。