rosa8719の今日もご機嫌

59才で2回目の乳がんに。息子二人は独立し夫と二人暮らし。一日一日をご機嫌に。

反対側の脇の下にしこりが...乳腺外科で検査を受ける

3月7日の夜のことだった。

シャワーを浴びていたら、右側の脇の下あたりにコリコリとしたしこりを見つけた。

ナニこれ!?突然のことに心臓のドキドキが止まらない。

しこりはコロコロと丸くて柔らかい。よく動く。ガンのような硬さではないけれど、とても気になる。

よく寝入っている夫を起こすほどではない、と思い直して眠れない夜を過ごした。

 

翌朝、「昨日、シャワーしていたら、右側(12年前の乳がんとは反対側)の脇の下にしこりがあるのを発見したんだ。」と夫に打ち明けた。夫は大して気にもせず、「まあ、そんなの検査してみないと分からないし。今から気に病んでも仕方ないだろう。まずは病院で診て貰えば。もしかしたら良性かも知れないし。」と、冷静な態度。

それもそうだな、と乳腺外科クリニックに電話して、診察の予約を取った。予約は1週間ほど後になった。

 

前回受診したのは2021年11月22日。1年後に行くべきところを今日までサボったのは私。変わりないからいいかな?と思ってしまった。

 

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この時、反対側の下の方に超音波検査でしこりが見つかり、細胞診を受けた。その結果は乳腺炎とのことで、「特段問題になるようなものではありません。」とのことで安心したのだ。

 

昨夜から、不安で不安で怖くてたまらなかった。

乳がん経験者ならわかると思うが、「脇の下のリンパ節に転移」なんて、考えただけでも恐ろしい話だ。診察前の緊張感で、今日はお腹の調子も最悪だった。

 

予約時間より早めに到着し、乳腺外科クリニックへ。

まずは診察用の検査着に着替えて、マンモグラフィ撮影。全然痛くないとっても上手な技師さんだった。

 

先生に呼ばれて診察室に入る。

マンモグラフィの結果では、何も問題はないですね。」とのこと。

脇の下のしこりについて話し、診てもらう。超音波検査でかなり丁寧に診てくれた。

「脇の下のしこりについては、注射器でとって細胞診をします。前回もお話したしこりの方は、局所麻酔をして太い針で生検をしますよ。」との説明だった。

 

太針生検...乳がん経験者なら分かると思うが、それをするという事は、「乳がんかも。かなり怪しい。」と思われているということ。

局所麻酔の後、超音波の画像で確認しながら、「バチっとしますよ。痛いかも知れません。」と、バチっとする事4回。今回は絶対にもれなくガン細胞を取るぞ、という強い意志を感じた。

 

そうだ。このしこり。実は夏頃に、(あれ?なんかゴリっとした?硬くなってるかも。)と思ったこともあったのに、(大丈夫、大丈夫。きっと気のせい。)とやり過ごしてしまったのだ。癌なのか。

 

「結果が出るまで、3週間くらい掛かるかも知れません。」との事で、次の診察予約は3週間後。局所麻酔の後、止血するために付き添ってくれた看護師さんも先生も優しかった。

 

検査をちゃんと受けた事でいくぶんホッとしている。検査結果を聞いてから、その後の事は考えよう。12年間無事に過ごして来たことに感謝しよう。

反対側に出来て、いきなりまたこんな展開!?と驚いたし落ち込んだけど。

HER2陽性乳がんの私。ハーセプチン治療を受けられたから、12年間平和に生きてこられたのかも知れない。