rosa8719の今日もご機嫌

59才で2回目の乳がんに。息子二人は独立し夫と二人暮らし。一日一日をご機嫌に。

乳がん術後11年検診・反対側で引っ掛かる

昨年11月。乳がん手術から10年経過したので、総合病院から近所の乳腺クリニックを紹介してもらった。

 

主治医からは、「年一回の検診は続けるように。手術した側と反対側の乳房にシコリが出来ることもあるからね。」との言葉とともに大きな封筒を渡され、それを持って受診するように、とのことだった。紹介状と診察の記録らしい。

 

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内心、面倒臭いな〜と思ったし、いつまで乳がん検診に通わないといけないのだろう?とも思った。しかし、大きな封筒は渡さなきゃいけないだろうし、いざとなった時に頼れる医師がいないのも困る。電話で予約して今日の日を迎えた。

 

ずーっと穏やかな晴天続きで気温も高めだったのに、今日は朝から大荒れの雨。

11年前、乳がんを告知されたクリニックなのに、場所がよくわからず、歩き回ってようやく到着。

 

呼ばれて診察室に入ると、30代くらいの真面目そうなお医者様だった。

「手術からもう11年になるんですね。では、診察してから超音波検査しますね。」とのことで、診察台に横になった。

 

なかなか丁寧である。手術した側と反対の右側を、かなり丁寧に超音波で診てくれた。すると、「いいですか。ちょっとここ、黒い塊がうつってるんですよ。わかりますか?念のために細い針で細胞の検査をしますね。」と、いきなりの細胞診。

「大きさは1.3cmくらいかな。2週間後に検査結果が出るので、ご都合の良い時に予約して受診してください。」とのこと。

 

これって、「このシコリは怪しい」と思われたってことで、「ガンの疑い」ってことだよな。ひと通り経験済みの患者としては、予想がつくような展開である。お医者様は余計なことは言わなかったけど。マンモグラフィはなしだった。

 

2週間後の予約をして支払いをしてクリニックを後にした。

 

また乳がんで手術、とかになるのかな。そしたら、また元の大きな病院に逆戻りだ。

抗がん剤で脱毛して、またウィッグとかになるのだろうか。ハーセプチンは使えるのかな。治療費も掛かるだろうし、ああ、仕事はどうしよう。また乳がんなんて。私は長生き出来ないのかな。夫に迷惑掛けてしまうな。コロナで息子たちにも全然会えてないのに。無理して遅番で働いてないで、もう少し自分の体を労った方が良いのかな。

 

色々な思いが頭の中を駆け巡る。

 

「また乳がんかも知れないです。今度は反対側。」と夫にLINEで送ったら、「今からあまり心配しない方が良いと思います。」と返ってきた。そうか、そうだよな。と思いつつ、結果に怯える私だった。