rosa8719の今日もご機嫌

59才で2回目の乳がんに。息子二人は独立し夫と二人暮らし。一日一日をご機嫌に。

年金全額支給まで、あと4ヵ月?5ヵ月?

64才で定年退職した夫。

「年金が全額支給されるまで、1年間は貯金を取り崩しつつ頑張ろう。」と言っていたのに。最近の口癖は、「俺は今、稼ぎがないから。」である。

 

「最近、スーパーで買い物してるのは俺ばっかりだ。稼ぎがないのに。」と言うので、「今までも食費は私が出してたでしょ?私のカードで買うわよ。」と私。

「鍋が欲しいけど。俺は今、稼ぎがないから。」と言うので、鍋も買った。ガソリンも給油した。

なんだか情けない。

 

今だって、全額ではないが年金は支給されてるのだ。私のパート代も大した額ではないが入る。そもそも、私なんて金遣いも荒くないし、とっても地味な生活をしている部類だと思う。なのに、お金のことでブツブツ言われてばかりである。

 

(とある場所に飾られていた、ミモザのリース。素敵♪)

(ドライフラワーのスワッグ)

「もう少しすれば、年金が全額支給される。」と言うのが、最近の夫の口癖。

夫の誕生日は7月だけど、偶数月だとしたら8月になるのかな。指折り数えて待つ私。いやいや、そんなセコイ考えは嫌だ。やりたいことをやり、欲しいものは買おう。

 

夫の実家は、父親の事業が破綻して経済的に大変苦労したので、夫は貧乏がトラウマになっているのだ。そのことで、息子たちが大学生になる頃に衝突も多かった。

 

ずーーっと働き詰めだったから、「定期的な収入がない」という状態が不安で仕方ないのだと思う。

 

セコさ全開の夫に嫌気が差しつつも、(そういえば、ウチの父が定年退職した後も、母がブツブツ言ってたっけ。)と、思い出した。

 

地方公務員で役所で働いていた父は、59才で退職した。母が重いリウマチで体が不自由だったので、介護するためである。当時は年金は60才から支給開始だった。

 

マメで几帳面な父は家計簿をつけ始め、やたらと細かい支出にうるさかったようだ。母はやりくり上手な人だったが、「お父さんはお金に細かすぎる!」と文句を言っていた。

 

こういう時期はそんなものなのかも知れないな。と、夫に怒っていた自分をちょっと違う方向から見つめてみた。暇な時間がありすぎるのも、不安を大きくしているのかも知れない。

 

シニアライフには未知なことがいっぱいだ。