私が11月に乳がんの手術を受けた病院では、放射線治療が受けられない。
連携している外部の病院に通院して治療を受けなさい、とのことで、予約していた一昨日に行って来た。
本格的な治療は今日からがスタート。月曜日から金曜日まで毎日通う。25日間なので2月15日まで。長いなぁ。
放射線クリニックは、1回目乳がんの手術後にも治療を受けた所。あの頃は出来たばかりで新築ホヤホヤの病院だった。さすがに13年の年月を感じる。院長も看護師さんたちも、なんとなーく見覚えがある感じで懐かしい。
1回目は術後に抗がん剤。2回目は術前抗がん剤。乳がん告知の時期は違っても、なぜか手術は同じ頃の11月。放射線治療の時期もほぼ同じ頃。
今回は全摘なので、胸壁と鎖骨のリンパ節(頚部)の2ヵ所へ照射するとのこと。25回。50グレイ。
「2ヵ所だから、前回よりは料金は少し高くて約6,000円くらい。初回は20,000円くらい掛かるよ。今日は印を付けたりするから10,000円くらいね。月末くらいには限度額超えるかな。」と、やたらと明朗会計なドクターだった。
「胸壁へ照射するから、ちょっとヤケドみたいなのがひどくなるかもね。首のリンパの所へ照射すると、後半になって喉が痛くなったり、飲み込む時に引っ掛かる感じがすることもあるよ。血液検査も週一くらいするから、白血球の減少がひどい時など、薬を使ったりして対処するからね。」
2回目ということもあり、徐々に思い出して来た。照射時間はあっという間なんだけど、動いてはいけないのでじっと我慢して寝てないといけない。胸には、なかなか消えない特殊なインクで書かれた線がいっぱい。
「インナーに付くと落ちにくいので、汚れても良いような格好で来てくださいね。」と看護師さんに言われた。
今日、待合室で待っていたら、手術入院の時に同じ部屋だったHさんにバッタリお会いした。私を見てびっくりされて、「えっ?雰囲気が全然違うわ〜。うわぁ、女っぽくなったわね〜。」と言われた。(^^;; ウィッグ被った姿は初めてだったかな?
Hさんはステージ0期で放射線の後は術後治療もなし。手術の時もドレーンも付けてなくて、回復が早かった。
「それがね。水が溜まって腫れてひどかったの。週一ペースで通院して水を抜いてもらったわ。辛かったのに、お医者さんたちは冷たい態度だったわ。」と言っていた。ドレーン付けなくて済んでも、結局は私と同じようなことになったらしい。
たとえ短い時間でも、毎日毎日通うとなると地味に忙しい。予約時間は午前中なので、昼ご飯食べてパートの仕事へ、となると疲れそう。(^^;;
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ブラパッドを手作りしたりして、私の中の何かが目を覚ましたのか。不思議なやる気が湧いてきて、「何かを作りたい!」という気持ちになっている。
忙しい時ほど、なぜかあれこれやってみたくなるのは不思議だ。
何か出来るかな?