髪の毛の脱毛もほぼ落ち着き、ハゲ止まった感じになった。
バリカンで刈り上げなかった今回は、まだ1割くらい毛が残ってる。生え際とモミあげはとても大事なので、残ってくれててありがたい。
髪の毛がハゲに近くなったので、ウィッグがブカブカになり、仕事でお辞儀するたびに前の方にズレて来てしまう。暑くて蒸れてイライラする〜。
ストレスマックスだったので、自分で縫って縮めることにした。YouTubeで調べて、自分で適当に...。黒い糸で縫ったら、後でやり直す時にほどきにくくて困ったので、ベージュの糸で波縫いしただけ。雑過ぎるけど、自分のものだから良いのだ。
後頭部、縦に2ヵ所縫い縮めて、横に1ヵ所縫い縮めた。これだけでも大分フィット感が良くなった。モミあげの所もブカブカしてるけど。
その後、ヘアアイロンで髪の毛のクセを伸ばして、スキ鋏を使って少し軽めにカットしてみた。セルフカットは難しかった。ウィッグの手直しって大変だなぁ。
☆ ☆ ☆
お昼頃、夫の妹(とはいえ私より3才年上)よりLINEがあった。
私の抗がん剤投与後の体調を心配してくれたのかな?と読み進んでいて、びっくり仰天!
「実は先日、お姉さんのがん再発(←再発ではなくて新たな2回目乳がん)の話を聞いた翌日に私も検査を受けに行き、シコリがあるからと再検査を受け、結果はステージ2の乳がんでした。」
マジか???
いやいや、しかし、私のように抗がん剤治療になるかはわからないし、と返事を送り、夕方ゆっくり話を聞いた。
今まで、「こんなに小さい胸に乳がんが出来るはずがない」との思い込みから、一度も乳がん検診を受けたことがなかった、とのこと。それが再検査の結果、乳がんを告知されたとのこと。
「エストロゲン受容体、プロゲステロン受容体いずれもマイナス。HER2もマイナスなんですって。」「Ki67は60〜70%。増殖能力が高いタイプ?」トリプルネガティブなのだ。
「それで、抗がん剤治療になる、って話をされたところで。」「リンパ節に転移はないらしいけど、シコリは2cm超えみたいで。えーっ、先に手術じゃダメなのかしら?」
「こんな小さい胸は、切除したら悲しい見た目になってしまうから、先に抗がん剤で小さくしましょう、って言われて。」
いきなり抗がん剤治療は、なかなか大変だろうなぁ、などと私も同情した。身近にいきなり抗がん剤仲間が出来るなんて。
もともと明るくてケラケラした義妹は、さほど深刻には捉えてない様子。
「周囲でも乳がんの友達とか結構いて、みんな元気にしてるし。友達のお母さんは、乳がんと言われて、次に診察に行ったら乳がんが消えてた?なんて人もいたから。あまり気にはしてないんだけどねー。次女の結婚が決まりそうで、来月、相手の方とこっちに来ることになってるの。だから、抗がん剤治療を少し先延ばししたいなー、と。それが今の心配事なのよ。」と話していた。
でも、こうやって乳がんのあれやこれやを語り合える人が身近にいるのは、すごく心強いなぁ。励ましあって、頑張って行こう。