rosa8719の今日もご機嫌

59才で2回目の乳がんに。息子二人は独立し夫と二人暮らし。一日一日をご機嫌に。

抗がん剤EC療法1回目(その1) 遺伝性乳がんの検査結果

抗がん剤EC療法・1回目投与は3泊4日の入院だった。

抗がん剤投与前日

前日朝から入院して、看護師さんからのとても丁寧な問診を受けた後、薬剤師さんから投与する抗がん剤とその副作用などについての詳しいお話やら、栄養士さんから副作用時の食事の取り方の工夫などなど、情報盛りだくさんな一日だった。

 

そんななか、ふぃっと主治医が現れて、「この前検査した、遺伝性乳がんの結果が出たよ。」と、プリントを渡してくれた。

「BRCA1および BRCA2の解析結果」

「遺伝子検査の結果:陰性− 臨床的意義のある変異は固定されませんでした」

「リムパーザ(オラパリブ)による治療の対象ではないと考えられます」

 

やったー、陰性だった!!かなりホッとした。

 

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リムパーザは高額な分子標的薬で、1年間服用すると言われて、かなりビビっていた。遺伝性の乳がんとなると、息子たちにも、その先の孫にまでも影響があることだし。何しろ、健康な卵巣まで予防切除なんて...。

 

ホッとして夜になってから、夫と息子たちにもLINEで伝えた。

午後は特別することもなく、「好きなようにお過ごしくださいね。」と言われて暇だった。

 

部屋は5人部屋。

ほとんどが抗がん剤で1泊2日入院の人らしい。

40歳前後くらいの患者二人が、ここで仲良くなったガン友らしく、ずーっとお喋りして楽しそうだった。私をチラッと見て、自分達とは年代が違い過ぎると判断したらしく、挨拶程度だった。それはそうだなぁ、と納得。

まだ子供さんたちが小さくて、(上の子は中学生?)学校行事やいろいろあって、なぜ自分だけこんな病気に?と思い悩むことも多いという話が聞こえてきた。

 

1回目の乳がんの時、私は46歳10ヵ月。長男は大学生で次男は高校三年生、夫は単身赴任中だった。若い世代の乳がん患者は大変だろうなぁ、と思った。