これまでは、抗がん剤の投与から12日目くらいには副作用もほぼ抜けて、普通の生活に戻る事が出来たのだが、ドセタキセル3クール目の今回はそうは問屋が卸さなかった。
仕事(パート)が立ち仕事ということもあり、帰宅するとソックスの跡がクッキリと食い込んでいる。というか、食い込みまくっている。
(汚い足で申し訳ありません。爪が黒いのも抗がん剤の副作用と、家具の角にぶつけたもの。)
BEFORE画像がないので比べられないが、大根足で太くて重くなった。おもりを付けて歩いてるみたい。画像よりも実物の方が食い込みがひどかった。膝の周りもまん丸。太腿もパンパンで、こちらもジーンズの縫い目が跡になってクッキリと付いていた。
ドセタキセル3クール目あたりからむくみがひどくなる、というのはよくある事のようで、調べるとたくさん出てきた。
タキサン系の抗がん薬、なかでも*タキソテールはむくみが出やすい副作用として知られています。タキソテールは微小管阻害薬に分類される抗がん薬。微小管の働きをブロックする過程で、毛細血管壁に隙間ができ、通常は透過しない大きい分子まで血管外へ漏れ出るようになり、その結果、手足や顔などがむくむのです。
(タキソテール=ドセタキセル)
「薬剤性浮腫」というらしい。
●抗がん剤の副作用によるむくみ
臨床の場では,抗がん剤の副作用によるむくみがよく見られます。特に乳がんなどで使われるタキソテール(一般名ドセタキセル)は,毛細血管透過性を亢進させるために間質液が貯留するので,全身がむくんできます。抗がん剤の副作用によるむくみは,手や足にむくみを感じ,同時に爪の色に変色が見られるのが特徴です。この所見は強皮症様初見ともいわれ,皮膚が硬いような感じでむくんできます。
手術でリンパ節切除をした後、リンパ浮腫になると大変そうである。
少し前、抗がん剤投与で一泊入院した時に同室だった方から、子宮がん手術の後リンパ浮腫で悩んで、東京まで行って手術して来た、という話を聞いた。
マッサージに通ったり、専用の着圧タイツを夏でも履かないといけないとか、色々大変そうだった。左右で足の太さが全然違う、とか。
私の今のむくみは、朝のうちに利尿剤フロセミドを服用すれば、昼までにはオシッコがたくさん出て、大分楽にはなる。休みの日は、足を高くして時々休憩すればひどくもならない。
元に戻るのには3ヵ月くらい掛かるらしいので、気長にやって行くしかないのかな。
明後日でいよいよドセタキセルの投与も最後になる。もう少しだ、頑張ろう。