秋田県で一人暮らしをしていた父が亡くなったのは2015年の11月。
空き家になった実家を売却したのが2017年の12月。
夫に手伝ってもらいながらも、ほぼ一人で実家を畳む所まで終了して、あと残るは墓じまいと永代供養、という所まで漕ぎ着けた。
父方の従兄弟たちは秋田市で生活しているし、本家の人たちも亡くなり、故郷には本当に何にもなくなってしまった。
「簡単に暮らせ」のちゃくまさんが、ブログでご主人の実家の「墓じまい」について記事にされていたので、大変興味深く読ませていただいた。
(リンクフリーとのことでした。)
ちゃくまさんのご主人の実家の墓地は、お寺の墓地ではなく、その地域の民間の墓地とのこと。うちの実家も同じである。こんな場合、永代供養してもらうことになっても、墓地そのものはどうしたら良いの???と、色々とわからないことだらけだった。
従姉妹が実家の墓を秋田市の墓地に移転する時も、役所に行って届出したりお寺さんを変える手続き等、結構大変だったらしい。
石材業者、土木業者...。
「永代供養」については、墓守がいなくなった伯母夫婦の永代供養を、父がお寺の住職にお願いする場面に居合わせた経験があるので、なんとなくは理解している。
今現在、父の姉がまだ存命で、別の姉の夫もまだ存命、父の友人や従兄弟でお墓参りしてくれる人もいるので、まだ墓じまいには早過ぎるという状況。
しかし、夫と私が片道5時間掛けて墓参りや法事に出向くのが、しんどくなるのも時間の問題である。東京にいる息子たちに負担を掛けるのは無理な話だ。
あと数年のうちには考えないといけない問題だなぁ、と思う。
しかし、日本中で同じようなことで悩んでいる人たちは多いと思うので、これから解決方法も見直されて行くのでは?とも思う。
もう少し手続きが楽に出来る様になると良いなぁ。