rosa8719の今日もご機嫌

59才で2回目の乳がんに。息子二人は独立し夫と二人暮らし。一日一日をご機嫌に。

1ヵ月後のHbA1cと血糖値

この1ヵ月、涙ぐましい努力を重ねてきた。

糖尿病なんてイヤ、予備軍もイヤ。ここは頑張らなくっちゃ!と、甘いお菓子をキッパリやめてみた。糖質はなるべく低く抑えて、炭水化物を普通に摂ったのは昼食のみ。さて、結果は?

HbA1c 6.0(1ヵ月前と変わらず)、食後3時間後の血糖値は99だった。「前回と同じですね。」と言われてガッカリ。あんなに頑張ったんだから、5%台になってるかと思ってたのに。しかし、体重は1.8kg減でお腹まわりはスッキリした。

血液検査前に診察室に呼ばれ、栄養士さんから栄養指導を受けた。60才くらいの超ベテラン栄養士さんである。

昨日一日の食事内容と、今朝食べてきたものを聞かれ、正直に伝えた。この1ヵ月間、甘いお菓子を一切やめて、炭水化物も少なめにしてきたことも。すると栄養士さん。

「あら、すごく頑張ったのね!素晴らしいわ!でも、その食生活をこれから先もずっと続けられますか?あまり頑張り過ぎるとリバウンドした時に、今度はもっとひどくなるのよ。また頑張ればいいや、と思っても、戻すのがもっと大変になって来ます。多少のスイーツはいいのよ。人生のちょっとした楽しみは、全部なくさなくてもいいのよ。」と優しいお言葉。

今朝は絹揚げとコーヒーのみ、という偏食だったので、「朝は一日をフル回転するためにも糖質は摂ったほうがいいのよ。せめてご飯をお茶碗に半分くらい。バナナ半分でもいいから。あまりに小食過ぎると体が飢餓モードになって、やたらと吸収してしまうようになるからね。」と言われた。まぁ、このあたりはそう言われるだろうな、という予測が出来るようなお話。

「よく耐えましたね。お腹が空いた時はどうしてたの?職場でみんなでおやつをつまんだりする時は?」「甘いお菓子はこの1ヵ月食べてなくて、ちくわとかかまぼこを食べてました。職場では、私はいいから、と食べずに我慢しました。」

「晩御飯はしっかり作られてバランスも良くていいと思います。外食もあまりされてないのね。頑張ってますねー。でも、いいのよ、たまにはおいしいスイーツとか果物を食べてね。あまり我慢し過ぎると大変。長い人生ですもの。食べ過ぎなきゃいいんですよ。」

ついでに遅番の時の食事についても聞いてみた。12時頃に昼食を食べて出勤し、3時半頃に休憩、仕事が終わって帰宅するのが夜の8時半。最初の頃はドカ食いしてしまって太ったのだ。

「遅番の時は朝と昼はしっかり食べることね。3時半の休憩の時に、コンビニの小さなおにぎり一個程度食べて、帰宅後の晩御飯は肉や魚のタンパク質と野菜のおかずを食べて、ご飯は食べなくてもいいかも。じゃがいもみたいに糖質が多い野菜も。血糖値をあげるのは糖質だからね。」おお、やっぱりそれで良かったのね。

「一年前はHbA1c 6.3で、先月は6.0。たった0.3違うだけかと思うでしょうが、この0.3ポイントってすごく大きいのよ!よく頑張られましたよ。」と褒められた。

「そんなにものすごく頑張らなくていいからね。たまには美味しいものを食べて、ゆっくりされてね。」と繰り返し言われた。ハイ。


その後、血液検査をして診察室へ。
「前回と同じ6.0だね。でも、このくらいなら全然大丈夫。薬を飲むとか必要じゃないし。一年前の6.3だと糖尿病に入っちゃいそうだったけど、6.0なら問題ないでしょう。心配だったら3、4ヵ月に一度くらい、血液検査に来ていいよ。乳がんで通ってる病院で血液検査する時に、HbA1cも追加で診てもらってもいい。それがダメって言われたら、ウチに来てね。」と先生ニッコリ。良心的である。

とりあえず無罪放免。ホッとした。体質的なものなのかも知れないな。まぁ、たまにはスイーツでも食べちゃおうかな?