テレビ番組でダイエットが取り上げられると、決まって「糖質制限?あれはいろいろ問題があります。」と専門家が語り始め、やり玉にあげられることが多いが、2013年の3月から始めて3ヵ月で3kg減量した私の実感としては「糖質制限は痩せられてHbA1cも改善できる」と思う。
一番太ったのは乳がんの術後治療中。抗がん剤やハーセプチン投与で通院していた頃だったろうか。3年ほど前だ。女性ホルモンの減少のためか痩せにくくなり、なかなか体重は減らなかった。
一念発起して2013年3月から糖質制限を始めて、7月には3kg減量出来た。最近、遅番を引き受けてからはさらに減少傾向なので、結婚当初の頃の体重に戻せそうな勢いである。
しかし、「あらっ、見た目よりすごく力持ちね〜。」と最近周りの人達から驚かれることも多く、筋肉が衰えているとか、体力が落ちているわけではないようなのだ。
今年の7月から9月にかけてはリバウンドも経験した。
その頃の食事といえば、仕事が多忙だったこともあって、手巻寿司、チャーハン、オムライスなどが多かった。「少し痩せたんだからこのくらい大丈夫よね?もしかして、ご飯食べても太らないんじゃないかしら?」などという甘い考えが頭に浮かび、あっという間にまた増加傾向になった。
「本当に糖質制限って意味があるのかしら?」という疑念も湧き始めていた。テレビ番組で異論を唱える専門家も多かったので、影響されてしまったのだ。
まったくもってアホである。10月からは気持ちを引き締めるとともに、遅番になったこともあって、夜の活動量が増え、体重はあっという間に減って行った。
私の場合、手巻寿司が好きで週に一度は作って食べていた。鍋料理の時も、肉は少なめにして野菜や豆腐をたくさん食べていたにも関わらず、体重は増え続けていた。ご飯を大量に食べていたためである。
弟の葬儀の後も、和食のご馳走をたくさん頂いたために増量。糖質でまともに太るタイプなのである。
「えーっ、炭水化物がダメなんて信じられない!私には絶対無理!出来ない!」と激しく拒否反応を示す人も多いので、それはそれで結構だと思う。本人の選択に任せよう。
でも、慣れれば大して辛いものでもないし、糖質量の少ない食品やお菓子は食べても大丈夫なのだ。「主食は絶対食べなくちゃ」という概念を外せば、なんてことない、と私は思う。私の場合は、お豆腐半丁をご飯の代わりに食べてる。塩分が多くなっても太るので、何もかけずに電子レンジで温めて食べている。
はけなかったジーンズがスッと入るようになり(3年ぶり?)、お尻も小さくなり足も少し細くなった。お腹のタルミも減った。そういうことが嬉しい♪
今の時代、ブログやネットの情報で“本当のこと”を知ることが出来る。テレビなどの情報に惑わされずに自分で考えて行動して行きたいな、と思う。