rosa8719の今日もご機嫌

59才で2回目の乳がんに。息子二人は独立し夫と二人暮らし。一日一日をご機嫌に。

積もる話があり過ぎて(3)

さて、Oさんの妹のKちゃんも同じ会社で短期間一緒に働いていたことがあったので、Kちゃんの近況も聞いてみた。

Kちゃんは私と同い年。年賀状のやりとりはずっと続いているのだが、数年前に「ようやく自由の身になりました♪」と、離婚宣言し、その翌年には、「新しい旦那さまです♪」とウェディングドレス姿の年賀状で、またまたびっくり!(さすがKちゃん!)と思ったのだ。

会社勤めしていた頃、6年付き合った彼氏との結婚を、「家柄が違い過ぎる」と相手方ご両親に大反対され、泣く泣く別れたKちゃん。友達と沖縄へ傷心旅行に行き、そこで知り合った元旦那さまと、大恋愛の末結ばれた。Kちゃんは知り合いが1人も居ない、愛媛に嫁いで行ったのだ。

結婚前のラブラブ状態の二人に会ったことがあるが、元旦那さまは昔の郷ひろみ並みの甘〜いマスクだった。その旦那さまが、単身赴任先で女を作ったのだという。

怪しい行動が多くなり、自室にこもってパソコンでなにやらやっているようだが、ロックがかかって見られないようになっていた。それを次女が解除して見てみると、女性とのメールのやりとりが!浮気がバレた。

その後、元旦那さまはお給料も家庭に入れなくなり、困ったKちゃんは、昼はパート、夜は居酒屋で皿洗いのパートを掛け持ちして、必死に働いたのだそうだ。娘さん二人高校生くらいで、一番お金が掛かる時期だった。家庭内別居状態になり、夫婦仲は冷えていった。

「妹は離婚に向けて着々と準備を進めて資格を取り、今はフルタイムで働いているのよ。」そして、居酒屋に毎日のように食事をしに来ていた男性と仲良くなり、再婚。こちらは、子供の居ない夫婦。結婚後まもなく妻が外に男を作り、ご飯も作ってもらえず、居酒屋に通っていたのだとか。

「元の旦那さまは甘いマスクだったけど、今の旦那さまはモッサリしていて頼りない感じなの。でも、すごく優しくて穏やかで、Kちゃんは幸せそうよ。娘二人のことも承知のうえで、養子縁組をしてくれたのよ。旦那さまのご両親も出来た人たちだった。」とのこと。

見ず知らずの土地で、子供たちを育てながら必死に働いてきたKちゃん。立派である。

数年前、年賀状に私が作ったリースの写真を載せたら、「私もフラワーアレンジメントの資格取ったのよ!」と返事が来てたっけ。そんな話もいつか出来るといいな。

50年も生きていると、誰の人生も波瀾万丈である。そこがまた面白い。