rosa8719の今日もご機嫌

59才で2回目の乳がんに。息子二人は独立し夫と二人暮らし。一日一日をご機嫌に。

「出来ない理由」を探すクセ

先週の土曜日、松島の円通院に行って来た。お天気も良く、庭園も美しく、静寂の中に華やかさもあった。


(奥にいる人は夫ではありません。たまたま写ってました。)

パート仲間の1人は旦那様と夫婦バトルの後で、若干ギクシャクしている模様。反省した旦那さまが晩御飯を作ってくれたり、買い物に連れて行って洋服を買ってくれたりしたらしい。

「どこか旅行でも行くか?」と珍しく旅行にも誘ってくれたのだそうだ。

「いいじゃない。行ってくれば?」と私が言うと、「そうねえ。姑はショートスティに預ければ、一泊くらいなら行けるかな?と思ったんだけど。でもね、ペットのワンちゃんが高齢でかなり調子悪いの。私たちがいない間に何かあったら。娘も仕事始めたし。娘にすごく迷惑かけてしまうから。」と行けそうもない感じである。一人娘さんは二十代前半。

「娘が仕事始めたことで、ワンちゃんは日中誰にも構われないでいる時間が増えたのよ。かわいそうで。」と彼女。しかし、待てよ。娘さんだってもういい大人である。1人で高齢ペットを抱えて働いてる人なんて珍しくもないはずだ。

「もう大人なんだから、自分で何とかしないといけないと思えば、何とかするわよ。娘さんに預けて旅行に行ったらいいのに。万が一、なんてことは起きるかもしれないし、起きないかもしれないよ。」と私。せっかく旦那さまが夫婦関係を改善しようとしてるのに、もったいないと思ったのだ。彼女は迷ってる様子。

旦那さまにしてみたら、(俺のことは二の次、三の次、なんだな。ペットと娘の方が優先なんだ。)という感じである。きっと今までも、寂しく思うことが多かったのではないか。

以前ケンカの後で旦那さまから旅行に誘われた時も、「私は行かない。あなたの職場の人たちと一緒に行ったら。」と言ったそうで、「どうしてそんな言い方するの。」と旦那さまは悲しそうな顔をしたとのこと。いやいや、そこは喜んで「行く行く。早く予定を組もうよ。」と乗るべきだったよな、と思う私。

以前、家計管理の話になった時も、「うちはこのままだと老後が大変だわ。」というので、家計簿をつけてお金の流れを把握するように勧めたら、「家計簿なんて無理。どうせ私は続かないから。」と彼女。

彼女は気づいているのかな?何か提案されると、まず「出来ない理由」を探すクセ。チャンスがたっくさん落っこちてるのに、なんてもったいない!!

旦那さまとバトルしようが、姑にネチネチ言われようが、娘のことやペットの世話でクタクタでも。そこがコンフォートゾーンになっちゃってて、そこから出るのに勇気がいるのかな。

「まずやってみよう。」と変えるだけでも一大変化だろうな。