rosa8719の今日もご機嫌

59才で2回目の乳がんに。息子二人は独立し夫と二人暮らし。一日一日をご機嫌に。

アラフィフ女子会

6月。あまりにも仕事に比重が掛かり過ぎているためか、プライベートの方を充実させたいという思いが強くなってしまってるようで、昨夜は近所のお友達とアラフィフ女子会だった。

Kさんはパートで介護の仕事をしている。14年前に介護ヘルパー二級の資格を取ってから働き始めた。大震災でご主人を亡くされてしまったが、その後一念発起して介護福祉士の資格も取得した。前向きで頑張り屋さんである。

Aさんは障害を持った人たちと一緒に厨房で働いている。フルタイムパートだ。Aさんは知り合った頃からずっと今まで、切れることなく働き続けている。「私、障害を持った人たちと働くの、好きかも。」と言っていたが、Aさんだからこそ、の言葉だなぁと思った。

Hさんは体調が悪くて欠席。この4人は子供たちが小5、小6の頃、子ども会の役員を一緒にして以来の縁でもう11年になる。それぞれに尊敬できる部分が多く、子供の年齢や親の年齢が近いこともあり、集まると話題が尽きない。昨日も、「ラストオーダーのお時間ですが。」と店員さんがやってきて、慌てて帰り支度をした。

Aさんの長男さんは今年の春、就職が決まり自宅から通っている。二男さんは大学一年生。少し肩の荷が降りた所かな?と思うのだが、厨房の仕事は重い物を持つことも多く、腰椎ヘルニアになり辛くて大変だったようだ。「二男が大学卒業したら、時短パートで働ける所を探そうかな?はぁ〜、でも辛いわ〜。」と、ますますほっそりした様子。

ご主人を亡くされたKさんは、「なんかさぁ、みんなに彼氏が居て私だけいない!みたいな感覚なんだよね。高校生みたいだけど。」と笑いながら、「年上の友達から、お一人様に慣れなきゃいけないのよ!慣れなさい!って言われたんだけど、私は1人で旅行も食事もイヤなんだよねー。」と言っていた。

そのKさんが、「私、あと2年働いたら仕事辞める。」と言い出したのでびっくり。息子さんが大学を卒業したら、ということらしい。「えっ、でも、せっかく介護福祉士の資格取ったのに?もったいなくない?」と私が言うと、「元気なうちに、日本中を旅行したいの!」とキッパリと宣言。さすがにKさんは前向きである。

「私も行きたい!Kさん、どこに行くか計画立てて。」とAさん。「私も行くよ!」と私も便乗。「あら、でもご主人がいる人はご主人と旅行したいんじゃないの?」「「いいのよ。みんなで行こうよ!」と話はまとまった。もちろん、主人とも行くし、女友達とも行くのだ。さぁ、働いてお金を貯めなきゃ。

私達の親の世代は80才前後である。穏やかだった母親が頑固で融通がきかなくなり、難しい話の理解力が衰えたり、ウツ気味になったり、とどこの家庭でも悩みは様々なようだ。父親を介護していた母親の方が精神的にまいってしまったり。

「親のことが気になって気になって仕方ないんだけど、こっちはこっちで仕事もあるし、行ったり来たりも疲れるから大変なのよね。」と、悩みはみな同じ感じだ。

特に年老いた母親というのは、娘にすごく依存するようになるらしく、「実家に行って帰って来たばかりなのに、『今度はいつ来る?』って電話が来るのよ。まだ2、3日しか経ってないのに。」とKさんもAさんもため息まじりに話していた。息子に関してははなっから諦めてしまうことが多く、依存的になることはないようだ。そういうものなのか。

年老いた親のことを遠くから心配する娘の気持ちはどこも一緒だなぁ、と思った。ちなみに、KさんもAさんもうちも、子供は男の子オンリーである。むむっ、明日は我が身(笑)。

お喋りでリフレッシュして、また明日から仕事がんばろう。