3月の初め、乳がんの友達からこんなメールをいただいた。
「実は1月に術側の脇の下付近にシコリを発見しました。大きくならなければ大丈夫とのことで、経過観察中だったのですが大きくなっているようです。動かないシコリなの。ショック。」
翌日、病院で細胞診をしてもらい、その結果は大丈夫だった(癌ではなかった)が、再発の可能性は消えないので、手術をすることに決定。摘出したシコリを検査に回して再発だったら、放射線治療をするようになる、と言われたとのこと。
「再発」という言葉は重い。
今では3ヵ月に一度の通院とホルモン剤の服用のみになってる私はすっかりお気楽ムードで、ヘタすると乳がんのことも忘れちゃってるくらいだ。それだけに、「癌には再発も転移もあるんだ。」ということを再確認させられたようでショックだった。
彼女は私と同じトリプルポジティブで、抗がん剤もハーセプチンもホルモン治療も受けている。あんなに頑張ったのに、もはや再発かも？なんて・・・。掛ける言葉が見つからなかった。
「腹部エコーでかたまりも見つかりました。」というメールも来て、さらに仰天。かたまりって・・・？おまけに脇のシコリの手術は局部麻酔で行い日帰り手術なのだそうだ。それにもびっくり。腹部のかたまりは子宮筋腫か卵巣にくっついている何かで後で精密検査をするとのこと。
久々に今朝、彼女からメールが届いた。
「先々週日帰りで手術をして、病理検査結果も出ました。悪性なものは検出されず、再発ではありませんでした。腹部のかたまりは子宮筋腫で経過観察。また半年後に、とのことです。」
良かった〜。ほっとした。
