抗がん剤ドセタキセル4クール(最終回)の投与から3週間経過した。
足の浮腫みと体重増加は止まらない。
見たこともないようなぶっとい大根足。
気を付けているのにさらに増加する体重にショックを受けた。
1ヵ月ちょい前と比べても5kg以上増えてる。さすがに私、どこか悪いのでは?などとも思い始めて悶々としていた。
そんな今日は、手術前の検査の日。太く重くなった足を引きずるように歩いて病院へ行って来た。
乳腺外科で受付を済ませてから、「下肢の静脈瘤検査(超音波)」で検査室へ。
中年の男性技師さんが丁寧にぶっとい大根足をエコーで診てくれた。
静脈と動脈の両方を見るので、お腹の上の方からスタートして、鼠蹊部、太ももの内側、膝裏などをチェック。静脈瘤の検査は初めての経験だった。
この技師さん、ちょこちょこと独り言が多い。前回の腹部エコーの時も「うわー、すげー硬いなー。」などと言われ、びっくりした(何も異常はなかった)。今回は気にしないように努めた。
次の予約まで少し時間があったので、売店でパンを買って大急ぎで食べて循環器内科へ。
問診票を渡されたので、ここぞとばかりに「ドセタキセル投与が終了したところで足の浮腫みがかなり酷くて辛い」「体重が5kgも増えた」などと書き込んだ。
あまり待つことなく、「心エコー検査」ということで検査室へ。
若い男性の技師さんが丁寧に心臓の働きを超音波で診てくれた。
「お身体の調子はいかがですか?」と聞かれたので、足の浮腫がひどい、と言うと、「あー。後半の薬剤の影響ですかねー。結構浮腫んでますね。」と言われた。
循環器内科の待合室に戻って、医師の診察。
私のぶっとく浮腫んだ足を見て、「おー、なかなかすごいね。」「でもね。心臓は何ともないよ。検査の結果は何も問題ないので、予定通り手術して大丈夫。」と太鼓判を押された。
「かなり辛いんです。体重も5kgも増えたし、階段上ったり急いだりすると息切れするんです。利尿剤も処方されていて、飲むとオシッコの量も回数も増えますが、飲まないと量も回数も少ない感じで。」とアピールしてみたが、(まあ、でも検査では何ともないし。)と、気にも掛けてない様子。
なんともない?!ドセタキセルでは、この程度の副作用は珍しくないのかな?という感じを受けた。
マジか...。ぶっとく浮腫んだ大根足とも、まだまだ付き合っていかねばならないようだ。体重増加は見るたび辛い。指先のピリピリ痛いのも続いてるし。爪はとっても汚い状態だし。瞼も腫れたりシワシワになったり。涙目にもなってるし。味覚障害もまだ残ってる。
とりあえず、心臓はなんともなかった！それだけでよしとしよう。
あとは、一歩一歩だ。
