rosa8719の今日もご機嫌

59才で2回目の乳がんに。息子二人は独立し夫と二人暮らし。一日一日をご機嫌に。

4ヵ月ぶりのランチと義妹(抗がん剤治療中)のモヤモヤ

(抗がん剤ドセタキセルの治療が終わったら、お祝いするぞー。)と近所のお友達Kさんをランチに誘ったのは先月末。

しかし、副作用がなかなか治まらず、あまり食べられない日々が続いていた。

ランチの約束、ダメかな?と不安になったのに、「12日目には元気になる」のいつものパターンで、いきなり元気モリモリ食欲回復。(^^;;

 

LINEではマメに連絡を取り合ってるKさんとランチに行くのは4ヵ月ぶり。前回は6月末だったから、抗がん剤ECの2回目が終わったあたりか。

以前介護の仕事をしていたKさん。今は、高齢の実家のお母さんの所へ週一で兄弟で通ったり、もうすぐ20才になるペットのワンちゃんの介護で忙しくしている様子。

 

「友達が介護施設で働いてるんだけど、人手不足がかなり深刻みたいで。60才、70才、80才の人まで働いてるんですって。外国人労働者もいるし。友達は土日は毎回休めないみたい。」

「おじさん、おばさんの介護をしてる人も結構多いよ。家族が亡くなって身寄りがないとかで。面倒を見る人が誰もいなくて自分に回って来た、とか。そういうパターンも予想外で大変だよね。」

「rosaさん12月で60才なの?還暦のお祝いしなくっちゃね。自分で費用全部出して家族旅行に行った人もいたし、家族からお祝いしてもらった人もいたわ。色々だけど何かやるといいわよ。赤い小物を何か買って使うと厄除けになるらしいよ。」

Kさんとはあれやこれやと話題が尽きない。楽しい時間に心もほぐれた。

 

☆   ☆   ☆

7月から術前抗がん剤治療が始まった義妹(夫の妹)は、前半ドセタキセル4クールが終了し、後半EC療法の2クール目の投与が終わったところ。(後半は2週間に一度の投与らしい。)

 

そんな義妹からLINEが来てた。「CVポートって使ってますか?」とのことだった。

chemo-support.jp

そういえば先日のドセタキセル最終クールの時。

投与前の針刺しルート確保の時、主治医からCVポートの埋め込みを強く勧められている患者さんがいた。毎回、血管を探すのが大変らしく、針刺しはいつも一番最後に回されていた。

 

その患者さんは病室に戻って来てから看護師さんに、「私はCVポートなんて絶対にイヤ。主治医はあんな風に簡単に言うけど、手術していれて、また取り外す時にも手術でしょ。私はやりたくないから。」と、完全に拒否していた。

「そうですよね。患者さんがイヤ、ということは無理には出来ませんからね。」と看護師さん。

 

そうかー、嫌なことはイヤ、と言って良いのだな、と私も参考になった。

私も血管が細くて毎回なかなか大変だったし、何回も失敗されたことはある。それでも何とかなったので、CVポートを勧められたことはなかった。

 

義妹は主治医から大した説明もないままに指示されて、CVポートを入れる手術をしたのだそう。その後に、抗がん剤投与が終わっても、2、3ヵ月に一度は通院する必要があるとか、入れたままにしてる人も多いけど、入れっぱなしにしてると癒着する可能性もある、などと言われて。そんなの事前に知ってたら入れなかったのに、と悶々としているとのこと。

 

抗がん剤が終わったらすぐに外して良いんですか?」と聞いたら、「高額なものだから、再発に備えて付けたままにしている人が多い」という答えだったらしい。

 

ええええー???

私はこの言葉が信じられなくてびっくりした。再発なんてしたくないから、みんな必死に辛い治療にも耐えているんじゃないの?再発に備えて付けたまま、なんて、初めて聞いた!(◎_◎;)

逆にこちらの病院では、「治療で使わなくなったら抜去手術」みたいな感じで、割と速やかに外してしまうようだった。病院によって対応も違うのか?

 

「主治医にいろいろ聞きたいけれど、それで機嫌を損ねても良いことはないし。」と、義妹は悶々としている様子。他の対応などからも、結構気難しいタイプの医者なのかな、と思うことが多々あった。

 

いや、しかし。看護師さんとか捕まえて、もう少し何とかならないものだろうか。

だって、自分の体のことなのに。辛い治療を続けるだけでも大変なのに。気難しい医者に振り回されるなんて。

他人事ながら辛すぎるよな...と思った。