バリバリ回復したわけではないが、翌日からは仕事のシフトも入ってるし、と家の中のことをやり始めていた。
なんだか悪寒がするなぁ...なんだろう?ちょっとひどいなぁ、と熱を測ってみたら、38.1度!(◎_◎;)
こんな時にまさかコロナ?!と、ビビりつつ、持っていた抗原検査キットで調べてみると、「陰性」だった。ちょっとホッとした。
先月、パート先の職場で10代〜20代の人たちが次々とコロナに罹患して休んでいた。(私はほとんど接触がない時期だった)
話を聞くと、自分で抗原検査キットなどで調べて陽性が出て病院に連絡しても、軽症の場合はそのまま自宅療養するように言われるのだとか。慌てずにまず検査、と思った。
突然の発熱で思い出したのは、抗がん剤治療を始める直前に看護師さん、薬剤師さんから説明を受けていた、「好中球減少症」というものである。
小冊子を渡され、「発熱時の対処法」についてのプリントを渡され、「投与後1週間が経過してから37.5度以上の発熱があった場合に服用する抗生剤」も渡された。
説明を受けた時はイマイチ、ピンとこなかったが、こういうことか!と納得した。
《治療によりG-CSF製剤(ジーラスタ)を投与した方》
◎点滴後〜1週間目に熱が出た場合
・ジーラスタの投与開始後3日から1週間の間に37.5度前後の熱が出ることがあります。その場合は、ロキソプロフェンやカロナールなどの解熱鎮痛剤を内服してください。
・その他の発熱(感染症など)の場合は、病院へ連絡するか近医受診するようにしてください。
投与後、7日を過ぎてから熱が出た場合は、抗生剤を5日間内服する必要があるようで、こちらの薬も事前に渡されていた。私は飲まなくて良さそう。
ひたすらひたすら寝て、ときどき起きて食べられそうなものを食べて。熱はようやく夜中に下がって平熱になった。
夜中に腹痛下痢でトイレで冷や汗かきながら苦しんだり、寝てばかりいるのにも飽きて、フジテレビの「転職の魔王様」を見たり。(面白い♪)
ドセタキセルになってから、本当に半端ないくらいキツイ毎日だ。
パート先の職場には電話して、1日休みをもらえることになった。
「今日も早番二人も休んだのよー。子供さんが具合悪いみたいで。仕方ないけどね。明日は、親族の葬儀で休んでいたAさんが振替で出勤することになってるから。大丈夫よ。しっかり休養してね。」とのこと。職場にも迷惑掛けっぱなしである。
辞めた方が良いのかな、とさんざん悩んでいた職場だけど。辛い時にフォローしてくれて人間関係も悪くない。元気になって恩返しが出来ると良いな、などと考え始めた。