ドセタキセルの置き土産。
さまざまな副作用にやられっぱなしの体にため息をつきながら、昨夜テレビを見ていたら、「余命10年」という映画が始まってしまった。
あっという間に引き込まれて、涙、涙、また涙の大洪水。
「2022年の大ヒット作が早くも地上波で。」と言う言葉に納得。
まともに映画を見たのも久しぶり。こんなに胸を揺さぶられたのも久しぶり。
まさに「映像美」。素晴らしい作品だった。
(画像お借りしました。こちらから↓)
☆ ☆ ☆
昨日は手術前検査で病院へ。
心電図→ マンモグラフィー→ 肺レントゲン→ 血液・尿検査 と進み、午前中に終了。予約されていた造影剤ありのCTが午後2時とのことで、かなり時間に空きがあった。
「お腹空いちゃうと思うから、少しでも早くやってもらえるように頼んでみるわね。」と看護師さん。おかげで少し早くしてもらえて、午後2時には全て終了した。
しかし。会計で待たされること1時間。
「あのー。私の番号だけ飛ばされてるみたいなんですが。」と、電光掲示板を見てかなり早めに言ったのに、「何か確認しないといけない所があるみたいなんですよ。」とのことで、本来されるべき検査が二つほど予約されてなかったのが原因らしい。
乳腺外科の看護師さんが来てくれて、何とか終了。午後3時。ああ、疲れた〜〜。
足の浮腫み、腫れ、痛みは相変わらず。足首、足の甲、今度は足裏まで腫れて来た。象の足である。坂道など歩くと、呼吸も苦しくなる。
何も食べずに帰宅すると、「そんなんじゃ、ますます体が弱くなる。ちゃんと食べないとダメだ!!」と、夫がいろいろ買って来てくれて、「食べろ、食べろ」攻撃。
今回は味覚障害がなかなか改善しなくて、口の中はまだザラザラしていて膜が張ってるような感じ。何を食べても美味しくない。しかし、頑張って食べたら元気が出てきた。
体調が悪いと微妙な不機嫌さが伝わってしまうようで、夫もちょっとイライラしていた。
映画を観て大泣きして、少しはコルチゾールを洗い流せたかな?
なかなか回復しないけど、頑張って行こう。