rosa8719の今日もご機嫌

59才で2回目の乳がんに。息子二人は独立し夫と二人暮らし。一日一日をご機嫌に。

抗がん剤EC療法3回目 副作用・浮腫みの対処法について相談した

抗がん剤EC療法3回目の一泊二日入院から帰って来た。

今回は看護師さんの問診の前に主治医が、「先にシコリの状況を超音波で確認しますよ。すぐに準備して。」と言って来たので、慌てて準備。

 

「脇のリンパの所のシコリ、ますます小さくなってますね。2.4㎝から1.8㎝、そして◯◯㎝(聞き逃してしまった...)。何より、厚みがとっても薄くなってますね!胸のシコリの方も厚みが薄くなってる。抗がん剤、効いてますね。この調子で頑張って行きましょう。」

 

自分で触診しても、(あれ?どこ行った?)と探してしまうくらい、シコリは目立たなくなって来てるのだ。薄くなったとびっくりする。2回目投与は浮腫みがひどく出て大変だったけど、あの時期によーく効いていたのだな、と思う。

 

看護師さんと薬剤師さんから、2回目投与の副作用について問診を受けた。浮腫みがひどくて、一番辛かった時で通常より4kgも体重が増えて、動くと息も上がってだるくて辛かった、と伝えた。

 

「4kgも体重が増えて、そこからまた減って元に戻ったんですか?それは辛かったですね。象の足のようになってパンパンに腫れた、とのことですが、次回も浮腫みが酷かったら、スマホで写真に撮っておいてくださいね。」

「浮腫みねー、辛いよね。次にやるタキソテール(ドセタキセル)だと、みーんな浮腫んで本当に大変そうだものね。」

「弾性ストッキングはいいアイデアね。そういえば、履いてた患者さん結構いたわ。そうね、投与後の早い段階から履いていた方が良いかも。また、その結果どうだったか、教えてくださいね。」

「色々工夫して、ようやく抗がん剤との付き合い方が分かって来たかなー、という頃に終了なのよね。」

などと教えていただいた。よし、3回目は弾性ストッキングを早めに履いて、寝るときは足を高くして、工夫してやってみよう。

 

2回目投与は浮腫みの辛さに気を取られたためか、関節痛や痛みなどはほぼ気にならず、味覚障害も最初の1週間程度で軽く、痺れやふらつきなどもなし。夜中にトイレに起きたりして眠りが浅い日もあったが、よく眠れる日もあったので、こちらは気にしないことにした。

☆   ☆   ☆

今回の隣のベッドの方は、抗がん剤の副作用でものすごく苦しんでる様子だった。70代くらいだろうか。

何しろ、ため息とポツリポツリと言う独り言しか聞こえてこない。ふらつきがひどい、とのことで、看護師さんの問診もベッド横で行われていた。

 

水分を取らなきゃ、と思っても水も飲めない。何とか飲めるのはコーラだけ。食欲がないので、何も食べられない。食べられそうな時におにぎりや稲荷寿司を食べる程度。ふらついたり、突然ギューッと締め付けられる感じの頭痛が怖くて、何も出来ない。食事の時間が苦痛。そんな話をしていた。

 

使ってる抗がん剤は何だかわからないが、「ランマークの注射もしましょうね。」と看護師さんが言っていたから、骨転移されたのだろうか。話かけるチャンスもなく終わってしまった。

 

「本当にもう、抗がん剤は辛い。やめてもいいかな、と思ってるんだけど。」「そうですね。主治医に相談されたらどうですか?」なんて聞こえて来た。もう、かなり辛くて身の置き場もないくらいなのに。ため息ばかりの毎日って、耐えるのも限界になりそうだ。夜中のトイレにも看護師さんが付き添ってた。

 

今朝、帰る支度をして事務手続きが終わるのをロビーで待っていたら、私よりずっと若い40才くらいの患者さんが、看護師さんに付き添われて歩行器を押して現れた。

かなり痩せていてフラフラな様子だった。家族が迎えに来る、とのことで看護師さんは戻って行った。

 

私は取り敢えず普通に歩けるので、一人で会計をしてバスで帰宅した。車中泊の旅に出掛けた夫はまだ帰って来そうもない。この程度の副作用で済んでることに感謝したい。