今回でEC療法も最終クールとなった。ようやく副作用も落ち着いて、昨日(9日目)から元気になったので、私なりの副作用対策などをまとめておきたいと思う。
1.水分を多めに摂って、抗がん剤をオシッコや汗で早く排泄する。
最初の化学療法(抗がん剤投与)の前に、看護師さんから日常生活で気を付けることについて説明を受けた。その際、「周囲の方々が抗がん剤に曝露することにより、健康への影響があると言われているので、治療後48時間は、排泄後、トイレの蓋をして水を2回流してください。大量に汗をかいた時なども、洗濯物は分けて洗った方が良いです。」と言われた。
抗がん剤は体の中で代謝されて、尿や糞便、汗などで排泄されるのだそうだ。「水分をたくさん摂って、オシッコや汗で早く排泄した方が良いですよ。」と言われた。
今回、投与当日の夜。あまりにも冷房が効きすぎてて寒いくらいだったので、隣のベッドの方と相談してエアコンを止めて寝た(一泊入院して抗がん剤治療する病院)。結構な汗をかいたのが良かったのか、副作用の経過が早かったような気がする。早めに出す、これが大切。
2.便秘対策に、酸化マグネシウムは当日からすぐ服用する。
今回油断してしまったために、2日目、3日目と便秘して大変だった。EC療法は腸が動かなくなる感じがして辛い。投与するその時から、酸化マグネシウムとミヤBMを服用すると、私の場合は大丈夫だった。しかし、どのくらいの量が適当なのかは、その人によると思う。普通の便になったら服用しなくて良い。
3.どんなに頑張っても辛い下痢DAY。そこまでくると副作用は終了だった。
私の場合4クールとも、7日目、8日目あたりは、一日中下痢でトイレ通いだった。お腹は痛いし、下痢続きは辛い。なんとかしたい、と思ったが無理だった。不思議なことに、この下痢下痢DAYが過ぎると、体調は戻って元気になった。お腹にこびりついていた、薬物が全部出るのだろうか???
4.舌が真っ白で味覚障害。舌が元に戻ると副作用も終了。
味覚障害の間は、舌に真っ白い苔が生える。舌ブラシしても大して効果はない。それが普通に戻ると、副作用は収まって味覚障害もほぼ無くなっていた。
5.浮腫みそう、と思ったら、利尿剤は早めに服用する。
今回は、浮腫んで来たな、と思った4日目と5日目に利尿剤のフロセミドを服用した。そのためか、体重は最大で1.5kg増量くらいで、数日で元に戻った。しかし、この薬は飲むと頭がボーッとするので、ちょっと不快。足がパンパンに浮腫む症状はまだあるので、今後も対策していかなければ、と思う。
6.なんだかんだ言っても、ジーラスタ注射の副作用がなかなかキツイのでは?
EC療法の副作用は、吐き気どめの薬がかなり開発されたらしくて、昔より格段に楽になってるらしい。何回か経験してみて、「もしかしてジーラスタ注射の副作用が辛いのでは?」と私は疑っている。ジーラスタ注射翌日の、4日目から6日目までがあちこち痛くて辛いのだ。今後もジーラスタとの付き合いは続く...。
