rosa8719の今日もご機嫌

59才で2回目の乳がんに。息子二人は独立し夫と二人暮らし。一日一日をご機嫌に。

久しぶりにカフェでランチ

もうこの年齢になると、子供たち繋がりのママ友とも疎遠になるのに、なぜか今だに連絡を取り合ってるKさん。

今回の2回目乳がん発覚時にも、私からLINEで連絡をした。

それ以来、「もう抗がん剤治療は始まったの?」「副作用は大丈夫?仕事は続けるの?」などなど、いつも絶妙なタイミングで、こちらの負担にならないように配慮して連絡をくれる。

 

今回もまた絶妙なタイミングで仕事の休みが合って、「それならランチに行きましょうよ。」ということになった。Kさんはそんな時、いつもパパパッとランチの候補を探してくれて、サッと決めて車で送迎してくれる。私より4才若くてこの心配り。いつもいつも感心してしまう。

 

今回のカフェは、めっちゃ私好みの空間でとても素敵な所だった。ランチを食べながら4時間以上。よく喋った。

今年はいろんなことをあきらめていて、ただただ乳がん抗がん剤治療に耐える日々を送っていた。我慢ばっかりだったので、今日は貴重な一日になった。

 

Kさんは昨年、認知症を患っていたお母さんをコロナで亡くした。同じ頃、ご主人のお父さんも癌で亡くなった。ご主人の実家は90才のお母さんと、障害のあるお兄さんがいて、買い物その他の手伝いで週に1回は出向かなければいけないという。パートの仕事もしながら、嫁としての務めもこなしているのだ。

 

忙しい中にあっても、昨年は大阪、京都、福島へ旅行して、今年は東京へライオンキングを見に行ったり、鎌倉の大仏を見に行ったりして来たそうだ。ご主人と一緒の旅行を楽しんでいるそう。積極的な人は行動力があるから、話していると元気をもらえる。

 

子宮がん経験者の従姉妹が、二、三年前に乳がんになった話もしてくれた。抗がん剤治療だったので脱毛して、インスタグラムに自分の坊主頭の写真をアップしたり、ちょっと派手目なウィッグを被ったり、ネイルにハマったりして楽しんでいたそうだ。今も元気でパワフルに頑張ってるらしい。

 

「私の叔父、癌でステージ4と言われて、かれこれ10年以上になるけど元気なのよ。最初に告知された時は、やたらと医者からステージ4、ステージ4、連呼されて参ってたんだけどね。」という話も聞いた。やはり、意外といるらしい。

 

好きなものがいっぱいある空間で、心置きなくお喋りして、私もすっかり元気をチャージした。