rosa8719の今日もご機嫌

59才で2回目の乳がんに。息子二人は独立し夫と二人暮らし。一日一日をご機嫌に。

故郷・秋田の大雨被害 従姉妹たちは途方に暮れていた

7月14日から始まった秋田の大雨被害。

ニュース報道されてる地域には、私の従兄弟(従姉妹)たちの家がたくさんある。

特に気になったのは、私より3才年上のAちゃん(独身女性)の家。92才の伯父と二人暮らしで、川の近くに自宅があるのだ。

 

16日朝にLINEで連絡が取れて、「一階が水没したわ。もう、どうしたら良いのか。弟の自宅は大丈夫だったから、父と二人で何とか弟の家まで辿り着いて避難したの。あれ、少し時間が遅くなってたら、家から出られなくなって、2階で生活するしかなくなってたと思う。近所の人は2階から降りられなくなったって。いやー、秋田がこんなことになるなんて。」

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他の従兄弟たちとも連絡を取ってみた。こんなことでもないと、ここ数年、なかなか連絡するキッカケもないような間柄だったけど。

「我が家は郊外の高台・斜面の団地にあるので大丈夫。土砂崩れの心配もないです。ただ、団地に入る道路3本が冠水し昨日は孤立しました。周囲の田圃は一面冠水して見たことのない景色。それよりAちゃんの自宅が大変そうだね。」とのこと。

他の従姉妹も、自宅は大丈夫だったけど、あちこちで床下浸水、床上浸水の被害が出て「100年ぶりの大雨」という話だった。

 

従姉妹のAちゃんは、父が末期癌になった時に大変お世話になった人である。大学病院、ホスピスと父の元へ通っていた頃、毎度毎度自宅に泊めてもらった。看護師なのでとても頼りになるし、面倒見の良い人なのだ。

 

今朝、LINEで連絡が取れて、電話でゆっくり話した。

「17日から三日間で、水没した一階の家財道具とかは全部出したよ。全部ダメだよ。電化製品も畳も家具も。水没したのは80cm。割と早く自治体の人が見に来てくれて、調査したり写真撮ってくれたり。街の中心に近い所だから。それで保険の方の話も聞いて。修理するのに700万円くらい掛かるみたい。弟が被害届とか罹災証明とか早くした方がいい、と調べてくれて。でも、200万円くらいもらえるかな?って感じみたいよ。

大工さん不足で仕事が立て込んでいて、今頼んでも11月だって。冬になっちゃうよ!

20日から自宅に戻って、水もお湯も出てるから大丈夫。何とか生活出来てるし、92才の父も元気でパワフルよ。」

 

「父方の従兄弟夫婦が来てくれて、ガンガン段取り良く片付けてくれて、すごく助かった!」こういう時、すぐに駆け付けて助ける人ってすごいなぁ。

 

「川のすぐ近くの家だから、今後のことを考えると、移転した方が良いのかな?とも思ったけど。でも、今回は街の中心部も、周囲の道路も全部冠水してね。川の氾濫だけじゃなくて、道路の冠水も本当に酷かったの。それを考えると、移転しても...と思うし。バスのターミナルまで、全部冠水してダメだったのよ。この家は住みやすくて便利な土地柄だし、離れたくないの。」そうだよね。

 

まだまだ気になる故郷・秋田。

私が幼稚園か小学生くらいの頃、自宅が床下浸水になったような記憶はあるけれど、秋田でこんな大雨被害は聞いたことがなかった。

1日も早く元の生活に戻れますように。