rosa8719の今日もご機嫌

59才で2回目の乳がんに。息子二人は独立し夫と二人暮らし。一日一日をご機嫌に。

2回目の乳がん 息子たちの反応

24日、主治医から今後の治療方針についての説明を受けた日の夜。息子たちに、私の病状などをLINEで報告した。

 

息子たちのことは放任していて、(そういえば全然連絡取ってない。大丈夫かしら?)と、月に一回くらいこちらからLINEする程度。私が病気したくらい、大して気にもしないだろう、と思っていた。

 

ところが、二人の反応は思っていたよりずっと深刻な感じだった。

次男は「ゴールデンウィーク前半に帰るつもりだったけど、連絡してなくてごめん。体調はどうなの??何も異変はないの??」「今、いろいろ調べたけど、リンパ転移って本当に怖いから。ひとまず検査で分かったなら良かった...。」

長男は「おお....大丈夫?とりあえず、そっちに行かなきゃだね。◯◯(次男)と予定調整するなりして行くよ。合わなければ個別に行こう。」「休み決まったら行きます!」

 

そして、二人とも、「仕事は辞めなよ。職場より命が大事だからね。」「この際、職場の問題をお母さんが肩代わりする必要はないよ。一人抜けてもうまく回すのがマネージメントの仕事。」と言ってくれて、長男は、「パートが出来なくなって困ったら、毎月、相当分の仕送りもするので、パートは明日にでも辞めたら良いと思ってます。健康第一で。」とまで言ってくれた。

気に掛けてくれて逆にびっくり。「さすがにそこまでは困ってないので大丈夫だよ。」と返信した。

 

数日後、長男からは銀座千疋屋さんのフルーツ盛り合わせが届いた。

またまたびっくり!!高級品だわ。とても美味しかった。

私のシフト休みに合わせて、次男は4月30日から2泊3日で来てくれて、今夜帰る予定。長男は12日に来てくれることになった。放りっぱなしの親で、日頃何もしてあげてないのに、二人の優しさが胸に沁みる。

 

夫は、「24日のLINEさー。あんな書き方したら、そりゃあびっくりするよ。二人ともかなり深刻な話だと思って、飛んで来たんだよ。最初に結論から書けばいいのに、わざわざストーリー仕立てみたいにするから。」とブツブツ言っていた。でも、本当に久しぶりに、息子たちとゆっくり出来るのが嬉しそう。

 

「今日はちょっと私の体のことでご報告があります。実は左側の乳癌から12年経って、反対側の右側にまた乳癌が出来ました。反対側なので再発ではなく、別な新しいガンが出来た、ということらしいです。」「脇の下、リンパ節のところにコリコリしたシコリがあって。このシコリが大きいから、遠隔転移していたらステージ4だよ、と医師に言われて、心配しまくってたの。」「今日、全ての検査結果が出て、遠隔転移はなくてステージ2Bと聞いて、ちょっとホッとしました。」

こういう伝え方だと、そりゃあやっぱり驚くかー。

 

帰って来た次男も、「お母さん、意外に元気そうだね??」と言ってたし。私はいたって元気で体調も良く、食欲も旺盛なのだ。ちょっと心配かけ過ぎたかな。

 

思いがけず息子たちの優しさと頼もしさに触れて、家族で集まる良い機会になった。