がんの医療費というのは高額である。毎回毎回、すっごい金額が財布から出て行くので、4月14日に主治医から厳しいお話を聞いた後、すぐに限度額認定証を作りに行った。
ウチの夫は定年退職後、1年間は会社の健康保険組合に任意継続で加入していたのだが、「4月からは国民健康保険でいいよね。」と、国保に切り替えたばかりだった。
なんというバッドタイミング!
通院なし服薬なしの私は、今までほとんど医療費が掛からなかったのに。この期に及んで国保になるとは。
12年前の乳がんの時、医療費は高額になったが、限度額認定証以外に夫の会社の健康保険組合からは付加給付もあり、大分助かったのだ。今回はそれがない。とほほ。
夫が定年退職し、年金暮らしの我が家はおおよそ80,100円が自己負担限度額。それを3回超えると、4回目からは44,400円と限度額が下がる。
先日、入院支援センターという所で詳しく説明をしていただいた。
今月すでに100,000円超えてるし、5月は抗がん剤初回入院3泊4日で70,000円前後、ジーラスタというお薬が高額で30,000円くらいなので、こちらも超える。6月は抗がん剤が2回あるので150,000くらいになるかも、とのこと。
「お金が戻ってくるのは3ヵ月後くらいなので、窓口負担は大変ですが3ヵ月の辛抱です。それを過ぎると、44,400円が限度額になるので、大分負担は減ると思いますよ。」
とのこと。覚悟はしていたが、なかなか大変だ。
「それから、同一月に入院と外来があり、それぞれ21,000円を超えると合算することが出来るんですよ。本来は別々に計算するものなんですが。ただし、これは健康保険組合に自分で申請しないといけないんです。毎月毎月、申請が必要です。」と言われ、どうしたら良いの?と思っていると。
「あっ、国保なんですね。そうすると、国保の方から還付金のお知らせというのが届きます。3ヵ月くらいしてからですね。それに沿って手続きされれば、大丈夫ですよ。」とのことだった。
4月の医療費。
4/7 乳腺クリニック検査結果 6,040
4/14 造影剤CT検査、診察 19,230
4/17 造影剤MRI 検査のみ 5,700
4/17 口腔外科 4,450
4/20 提携クリニックでPETCT検査 29,410
4/20 循環器内科 心エコー検査 2,860
4/20 口腔外科 230
4/24 診断書 3,300
4/24 遺伝子検査 61,230
合計 132,450
ひょえぇ〜〜。
とりあえず、お金の準備と心の準備はしっかりしておこう。