rosa8719の今日もご機嫌

59才で2回目の乳がんに。息子二人は独立し夫と二人暮らし。一日一日をご機嫌に。

次男、東京へ引っ越し

年末年始、修士論文の追い込みで帰ってこれなかった次男。2月は月初めと月末の2回も帰って来てくれて、元気な顔を見せてくれた。

2月初めには大学院で修士論文の発表会があった。9月過ぎに重大な間違いに気づいて、そこから大幅に書き直したとかで、年末年始どころではなかったらしい。大変な思いはしたものの、当日の発表は無事に終わり、ホッとした様子だった。

就職が決まっているので、次は東京で新居探し!と、夫の単身赴任先に2泊させてもらってアパート探し。会社近くで良い物件が見つかり、即契約となった。ひとまず安心。

2月終わり頃、「大学のサークルのイベントに出るし、友達もみんな進学や就職で門出だから、この機会に会いたい人たちがたくさんいるんだ。」とまた帰って来た。3泊4日。うちでご飯を食べたのは2回。飲み会やら食事会やらで忙しく、友達の家に泊めてもらったり。周囲の人に聞いても、男の子はみんなこんなものらしい。

「大阪のアパートに帰って、4日間で荷造りをして東京へ引っ越しなんだ。かなり早めに申し込んだんだけど、なかなか日程が合わなくて、3月4日に入居になりそう。だから友達の所に1泊させてもらって、あとはネカフェとかかな。」と次男。「全部自分でやるからいいよ。」とのことなので、手が掛からずありがたい。

さて、長男はどうしてるものやら?と気になってLINEしてみた。

「2月末くらいには仕事も一段落するから。彼女がうちの実家にも行かないとね、と言ってるんだよ。」と以前話していたので、気になってたのだ。すると、「いやー、仕事が忙しくなっちゃって。ちょっと3月は行けそうもないな。」と長男。あらガッカリ。でも、仕事が順調なようで一安心。

花粉症なのか寒暖差アレルギーなのか風邪なのかわからないが、やたらと体調が悪そうな夫に、長男のことをいろいろ話してみた。すると、「相変わらずだな。仕事はうまく行ってもらわないと、こっちが困るわ。アイツはきっとこの先もずっとこのまま、学生気分のままだよ。彼女さんとだって本当に結婚するのかどうか。」と、厳しめな返事が返って来た。

夫が長男に厳しいのは今に始まったことではないが、母親としては長男がかわいそうな感じがしてしまう。何もそんな全部を否定するような言い方をしなくても良いではないか。

今現在、親には迷惑を掛けてないし、ちゃんと自分でやって行けてるわけだ。本人が選択した道。それはどうしようもない。夫もそこは理解しつつも、長男からの連絡がないこと、自分と生活時間帯がまったく合わないので、電話してもLINEしても反応してもらえないのが面白くないらしい。

感情がブスブスくすぶっていて、ため息が出ちゃう。そんな所へ次男から画像付きのLINEが届いた。

「新居に着きました。なかなかいい感じの部屋!」「お父さんには電話したよ。これから飯食ってくる!」

夫にも同じタイミングで電話したらしい。直後に夫からも連絡があり、「これから次男の所へ行ってくるわ!」とのこと。
2人で昼食を食べ、引っ越し先にも案内してもらったらしい。すっかり元気になった夫。「なかなかいい部屋だったよ!」と、夜報告してくれた。

息子たちの自立は嬉しいし、肩の荷も降りてホッとする。でも、時々は頼られたい。頼ってもらうと嬉しい。そんな複雑な親心だ。

夫も長男も次男も東京で一人暮らし。私は自宅で一人暮らし。みんな帰ってくると、「あー、やっぱり自宅はいいねー。」と羽を伸ばす。

安心できる基地になるように。居心地の良い家であり続けたい。