rosa8719の今日もご機嫌

59才で2回目の乳がんに。息子二人は独立し夫と二人暮らし。一日一日をご機嫌に。

2017年 年の初めに

2017年 明けましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。

一年前の年末年始は、夫と喧嘩して最悪な幕明けだったので、今年はそんなことにはならないようにしよう、と決意して迎えた新年。

そんな中にも火種はあった。

年末年始の休み前に「うちのミシン、ちゃんと使えるか?」と夫から聞かれた私。「ミシン?しばらく使ってないけど大丈夫だと思うよ。」と軽く答えて、確認もしていなかった。

年末、単身赴任先から帰って来た夫は、「ミシンで作りたいものがあるんだ。」とミシンを引っ張り出してきて、「ナニこれ?壊れてるぞ!だから確認してくれと言ったじゃないか!これじゃあ使えないよ。」と怒リだした。

シマッタ。確認してなかった。そもそも、ミシンなんて25年くらい前に買ったもの。活躍していたのは子供たちが幼稚園〜小学校低学年の頃だ。上糸を引っ掛ける棒が折れていて、テープで止めてだましだまし使っていたのだった。

夫はカンカン。私はションボリ。

夫に怒られるのが嫌で、夫から言われたことは最優先にして対応してきた私。今回は私の確認ミス。しかし、何とか完璧にと心がけていても、こうやって失敗してしまうんだなぁ、と落ち込んだ。

それから電気店を見て回り、年末なので15,000円という破格値でミシンを購入することが出来た。休みの間にミシンにハマり、操作をマスターした夫。満足気なので一件落着。ほっ。

☆   ☆   ☆

元来、良く気が付くマメな夫は、「家の中、修理しなきゃいけない所はないか?休みのうちにいろいろやってあげるよ。」と、あちこち見て回ってくれた。こういう所は実にありがたい。

ありがたいのだが、見つけてしまった。食器棚の側面にボコッと引っ込んだ大きな穴。
「なんだ、これは!!」

それは一年ちょっと前に、次男が夜中に蹴って(当時はパンチしたと聞いたような気がするけど?)開けた穴だった。翌朝、自分から謝って来たのだ。余程、頭に来たことがあったらしい。次男は穏やかな性格なので、こんな行動に出たこと自体「本当にやったの?」とビックリして信じられなかった。

まあ、男の子を育てていれば、壁や扉にパンチしただのキックしただの、大きな穴が開いただの、という話はよく聞いていたので、私はそれほど驚かなかったのだ。食器棚は25年前に買って使っていたもので、あちこちガタも来ているので、買い替えるのも手かな?と思っていたくらいだった。

次男が蹴って穴をあけた件は、以前夫にも報告していたはずだった。その時は「まあ、仕方ないかな。」という、薄ーい反応だったのに、なぜか今回は、「初めて聞いた。聞いてない。」と言い、私に対して怒って来た。

「それで次男のことはちゃんと怒ったのか?ちゃんと指導したか?お前が甘やかすからいけないんだ!!」「全然自立出来てない。いつまでも親に甘えてばかりで、ちゃんとした生活もしてない。こんなことでは就活だってうまくいくか心配だ!!」

夫は怒り始めると、過去のことも未来のことも、全てひっくるめて心配して、全てを悪い方に考えてしまう。それは夫の考え方の歪みで、間違ってると思うので、その点は激しく反論した。

「もういい!次男に話をする!」寝ている次男を起こしてきて、どうして食器棚に穴をあけたのか、冷静に問いただし、「それは本当にオレが悪かった。申し訳ないです。働いてから弁償します。」と次男も深ーく反省した。

ちゃんと子供の指導も出来てない、と私も怒られた。トホホ。結局、怒られっぱなしの年末年始である。夫は怒ってスッキリしたらしい。私は怒られてモヤモヤした。このモヤモヤをどうしたら良いのか?

昨年に比べても全然進歩がないなぁ〜。落ち込んだ気分の正月三日である。頑張って良い年明けにしよう、と張り切り過ぎるのも良くないのかな。私はまだまだ未熟者だ。


2017年。周りの人たちと良い関係を構築して行けるように、心を入れ替えてコツコツと頑張って行こうと思う。