rosa8719の今日もご機嫌

59才で2回目の乳がんに。息子二人は独立し夫と二人暮らし。一日一日をご機嫌に。

ガンバレ、ガンバレとお尻を叩かれても

パート先の職場に10月下旬から男性社員さんが転勤して来た。

まだ若いのに、昭和の猛烈サラリーマンか?と思うくらい良く働く。タフである。

口先ばかりでろくに働かない社員さんに比べれば、とってもありがたい存在なのだが、正直「そんな働き方していて大丈夫?」と心配になるくらいである。

 

その社員さんから昨日、「rosaさん、もう少し頑張って次のステージを目指して欲しいんだよね。応援するから、ぜひワンランクアップを目標にして。そうすれば時給ももう少し上げられるし。」というようなお話をいただいた。

私だけではなく、古株でずっと頑張ってる人たち、みんなワンランクアップ出来るように頑張りましょう!ということだった。

 

ありがたいお話である。仕事での頑張りを認めてもらえるのは、正直嬉しい。

でも、と思う。

ワンランクアップして時給が上がったとしても(まぁ、10〜20円位だと思うが)、それがそんなに素晴らしいことなのだろうか。

 

覚えなきゃいけないことが今より格段に増えて、責任を問われることも増えて、数字をもっと見ろとか、人員をうまく使え、とか言われるようになるのは目に見えてる。

今よりも仕事に情熱を傾ける部分が多くなり、楽ではなくなるだろう。

 

ランクアップして時給が上がっても、辞めて行く人は辞めて行く。あまり関係ないんだろうな、と思って見ていた。

 

「やりがいを感じる」ということが難しくなっているのだろうな、と思う。

 

仕事上の能力的なものをチェックするシートがあって、各段階をほぼ完璧にパスして次の段階に進むようになっている。「前の段階がちゃんと出来ていないと降格もあるよ。」とのことで、以前降格させられた人もいた。

 

こういう「100%を目指せ」というヤツが私はどうにも苦手である。そんなの出来るのロボットしかいないでしょ〜、と思ってしまう。

 

ずっと前の店長で型破りな人がいて、「俺はこういうの嫌いだ。ちゃんと普段の仕事ぶりを見て判断する!」と会社のやり方に歯向かっていた。結局辞めて転職されたけど。

私も、そのやり方の方が良いなぁと思うが、フェアじゃない部分も出て来て難しいのかも知れない。

 

コロナ禍の今は、尚更のこと、何をどう頑張ったら良いのか、難しいなぁと思う。