パート先の職場で、若手女性社員Kさん(入社2年目)が辞めるらしい、という話を昨日聞いた。
ああ、やっぱりそうか、と思った。店長室にこもって、店長と1時間くらい話し込んでいたこともあったし、この2カ月ほどシフトの負担がKさんに重くのしかかっていたのも事実。
6月に超ベテラン女性社員が辞めてから、新入社員に毛が生えた程度の彼女が、こなさなければならない業務が増えて、体調不良で欠勤することも多かった。
無口で自己主張も控えめなKさんの頑張りを、私は陰ながら見守っていた。新人の社員の中で表彰された時も、「rosaさんのご指導のお陰です。ありがとうございます。」とお礼を言われて、ちょっと嬉しかったのだ。それだけに、ちょっと寂しい。
遠距離恋愛中の大学生の彼氏と、このコロナ禍で思うように会うことも出来なかったらしい。仕事を辞めたら近くに引っ越して、そちらで新しい仕事を探すようだ。新しい門出は祝ってあげたいが、今後の仕事のことを思うと頭が痛い。
☆ ☆ ☆
職場という所は陰の情報網で繋がっていて、こういう事態が起きると突然色々なことが露呈する。同僚のAさんは、6月に辞めたベテラン女性社員さんとLINEで頻繁にやりとりをしているらしく、「◯◯さんが後釜でこの店に異動して来るみたいよ。」という話をしていた。
まったく知らなかった私。もちろん今回のKさんの退職の件も知らなかった。もともと他人の噂話とか好きじゃない私は、はじかれてるんだなぁ、と思った。女性でこういうコミュニケーションに長けている人って、タフだなぁと思う。
「短期間に社員が二人も続けて辞めるなんて。これは絶対に社員◯◯さんに責任があるのよ!」とAさんは自分が嫌ってる社員を名指しで批判していた。人のことに強烈に関心がある人って、とかく原因を性格とか人柄とかに持って行く。なぜか、仕事のシステムとかやり方とか改善方法とかの話にはならないようだ。
たまりにたまって山積みになっていた仕事も、ようやく片付いて来て、あともう少し!という所まで来て、この話。ガックリだ。
こんな所で働いてる自分自身もどうなんだ???と思えて来た。これで良いのか。葛藤の日々は続く。