rosa8719の今日もご機嫌

59才で2回目の乳がんに。息子二人は独立し夫と二人暮らし。一日一日をご機嫌に。

来年は「仕事頑張ります。」という人と一緒に働きたい

毎月、月末になると社員さんが「シフトが組めない...。」と頭を抱える。

パートがドンドン辞めて行き、危機的状況。誰か一人体調不良で休んだりすると、昼休憩も回せないほどだ。他の部署との連携もあり、パートの都合だけ優先するわけにも行かない。

 

11月に転勤してきた社員さんは、「この店のパートさん達って、みんな月に17日とか18日勤務だよね。21日、22日出てくれるのはrosaさんだけ。聞いてみると、主人の会社から言われてるから、とか何とか言うんだけど、どうしてだろう?他の店舗では、みんな21日前後シフトに入ってくれるのに。」と言っていた。

 

そうなのだ。人手不足な上になぜかそれが普通になってる。私はいつも、一人で貧乏くじを引いてしまったような気持ちになる。

 

「この前、社員さんから、シフトにもっと入れないか?って言われたんだけど、出来ないって断ったわ。夫は、私がもっと働きたいならそうすれば?って言ってたけど。一度引き受けて日数を増やしたら、今度は減らしたい時大変。いいように使われちゃうわ。もうあまり働きたくないのよ。」と同僚は言っていた。

 

私もそんなに頑張って働かなくても良いのだけど。息子二人は親元離れて自立しているし、夫は定年再雇用。夫婦二人暮らしはそんなにお金も掛からない。

f:id:rosa8719:20211212115916j:plain

 

政府が最低賃金を上げることを推奨している風潮もあり、うちの店の新人採用時の時給も随分上がってきた。げげっ、私の時給と大して変わらないじゃないの⁉︎と夫に話したら、「そんな所で働くメリットないだろ。辞めて違う所で働いた方が時給も上がるし、労働時間も今より短くなる。何より、人が嫌がる遅番の時間帯で苦労することもないんじゃないか?」と言ってくれた。

 

「そうだよね。本格的に転職を考えてみようかな?」と私。「ちょっと待て。あれ?誕生日が来て何歳になるの?」「もう少しで58だよ。」「58⁉︎うわー。そりゃ厳しいな。48くらいなら雇ってもらえそうだけど。58かー。まあ、今の所でこのまま頑張るか?」

そんな会話を交わして、結局、現状維持路線となった。とほほ。

f:id:rosa8719:20211212115847j:plain

11月末に社員さんに「仕事を辞めたいんです。」と話していた新人パートOさんは、12月いっぱいはシフトをこなすようにお願いされていたのだが、結局12月に入ってすぐに辞めた。

 

夕方、突然ご主人と二人でやって来て、「申し訳ありませんが、もう私は限界なんです。今日限りで退職させていただきます。」と社員さんに宣言した。ご主人もかなりムッとした表情だった。

 

精神的な病気を抱えて仕事をしていたらしい。それが仕事のストレスでかなり悪化。とても辛くて限界、とのこと。

 

その場で退職届を書き、一連の退職手続きを全て終わらせて帰って行った。私たち遅番には挨拶してくれたが、一緒に働いていた早番には挨拶なし。退職時の菓子折りなどもなし。こういう辞め方もあるんだな、と思った。

 

そんな訳で、人手不足な上にさらに人手不足な職場は、具合が悪くても休めないような状況だった。そうやって、2021年は暮れて行く。