10月20日、お友達のKさんとランチに行った日の朝。
右下奥歯に挟まった食べカスを爪楊枝で取っていたら、被せ物が取れた。慌てて近所の歯科医院に電話して、夕方診てもらうことが出来た。助かった〜。
この日から歯科医院通いが始まった。
コロナ禍の今、どうなんだろう?と思ったが、歯科医院の方ではリスク管理もしっかりされてるようだし、通ってる患者さんも結構いる様子。密にならないように配慮されてるようだ。
「中等度の歯周病が進んでいる所がありますね。麻酔を掛けてしっかりと歯石とりをして行きましょう。」とのことで週一回くらいの通院を継続していた。
実は私は、下の親知らずが左右とも、横向きに生えて埋まっている、「水平埋伏智歯」(すいへいまいふくちし) なのだ。
上の親知らずは左右とも、普通に歯科医院で抜いている。大変だったという記憶がないので、上の親知らずでは苦労はしていないのだと思う。問題はこの下の親知らず。
思い起こせば、乳がんで抗がん剤治療の直前に、通っていた病院の口腔外科を受診するように言われて、診てもらったことがあった。
約10年前だ。今通院している歯科医院に残っていたレントゲン写真も10年前のものだった。
「右側の親知らずは完全に埋まったままですが、左側は少し動いて来てるようで、顔を出してるんですよ。ほら、見えるでしょう?これが今後悪さをすると思われます。今も少し隙間があって、ここに食べ物のカスが詰まるから、虫歯になりやすい。前の奥歯と両方とも虫歯になったりするんですよ。しかも、前の奥歯の骨が溶けてる所があって、こちらもあまり長持ちしない可能性もあります。うーん、どっちみち、親知らずは抜いた方が良いと思いますよ。大学病院に紹介状書きますから、いつでも言ってくださいね。」と歯科医さん。
「早く抜いた方が良いですよー。痛んだり腫れたりしないうちに。」と言われて、ああ、やっぱりな、そうだよな、と実感。とうとう来たか。
レントゲンで見ると、10年でちょっと動いたのと、奥歯の骨が溶けてるようなのがよく分かった。大学病院の歯科へ行くべきなのか。50代での親知らず抜歯って、どうなんだろう。
他の病気もない今なら・・・という思いもあるけど、仕事の方は人手不足で休みを取るのが大変だよなぁ。ちょっと考えてみようと思う。