rosa8719の今日もご機嫌

59才で2回目の乳がんに。息子二人は独立し夫と二人暮らし。一日一日をご機嫌に。

この頃ホントにツイてない

この頃、何かとうまくいかない事ばかり続いている。何が悪い、誰が悪い、というよりタイミングが悪くて、それが原因で悪い方に流れて行ってるような感じである。

 

とどのつまりは昨日の夫婦喧嘩。

「もうそろそろ玄関前のコニファーやモミの木を剪定しないとダメだな。モミの木なんて3メートルくらいあるんじゃないか?でも切ってからの処分も大変だよな。」

と、剪定の予定を伸ばし伸ばししていた夫。とうとうこの週末に重い腰をあげた。

 

高枝切り用のチェーンソーも買っていたので、二階の窓から差し込んでかなりの枝を落とす事が出来た。もちろん私も手伝った。

 

「いろんな道具を買ったから、枝を細かく切って干して薪にして、庭でキャンプみたいにも出来るよ。家キャンってヤツだな。」と夫。大量の木の枝の処分は任せて、という意気込みだった。

 

私は玄関前のツツジやサツキもこの機会に、と剪定した。「後で全部片付ければいいから。」と夫。家に入って昼食を取り、私は仕事へ行く準備を始めた。夫はまた庭に出て、大量の木の枝の片付けを始めた。

 

夫なりのこだわりの片付け方がありそうなので、私はノータッチで良いだろうと思ってテレビを見てのんびりしていた。

 

「切った枝の処分、全部きれいに終わったよ!」「えーっ、全部終わったの?すごいね。」と私が言うと、「すごいね、じゃないだろう!なんで手伝わないんだ!出勤までまだ時間があって、持て余しているんだろう?」いきなり夫がキレた!(◎_◎;)

 

そういう展開を予想だにしていなかった私は、ただただ茫然。

「用事があるから車で出掛けて来る。」と出て行った夫に、ただただ茫然。

怒らせてしまった。そうか、私が手伝えば良かったのか。時々、夫が庭から居間の様子を見ていたのは、私がのんびりしているのに苛立っていたからだったのか。

 

うちの夫は、何でも物事をチャチャチャっと片付けてしまいたいタイプである。私は、後でゆっくり片付ければいいや〜、というタイプ。しかし、過去に何度もそれで怒られてるので、夫が何かやってる時には、極力手伝うようにして来たつもりである。

 

今回は仕事が多忙な週末、という事もあり、出勤前に疲れるような作業は避けたい所だった。まぁ、夫がひと言「片付けるの手伝って。」と言ってくれれば手伝ったのに、そんな言葉はなかった。察しなかった私が悪い、と言われれば、そのとおりである。

 

キレられて怒りをぶつけられた後の、この何とも言い難いいや〜〜な気分を、私は夜までずっと引きずっていた。

 

「いつまで怒ってるの?」もういい加減にしろ、という感じで夫が言ってくる。他人に八つ当たりする人は、キレた時点でストレス発散になるらしく、若干スッキリするものらしい。それ故、短時間で機嫌は戻る。戻る時間も速い。当られた方はそうはいかなくて、モヤモヤして引きずる時間が長いのだ。

 

少し冷静になって分析してみると、人によって「キレるパターン」というのがあるようだ。

 

夫は、数ヵ月前に仲の良い同僚たちと日帰りキャンプに出掛けていて、その際も「何で俺ばっかりがこんなに大変な思いをして準備しなきゃいけないんだ!」と、文句タラタラで怒っていた。多分、いろいろこだわりが多くて、あれこれうるさいから、あいつに任せてしまえ!となったのではないか、と推察する。

 

よく気が付くし、準備も速い。口出ししない方が良さそうだ、と思われてしまって、結果1人で全部引き受ける羽目になるのだ。それで大変になってキレる。完璧にやり遂げようとするからである。

 

夫に怒られると、ものすごく自分は不出来な人間で気が利かない人、という感じがしてしまって、シュンとなる。実際そうなんだけど。繊細と無神経のカップルなのだ。

 

ツイてない日々の行き着いた所はドドーンと落ち込みの沼。

ここの所、ずっと平和で幸せな毎日だったので、落ち込みもまた新鮮だ。