うちはIHではなく都市ガスのビルトインコンロを使っている。早いものでもう20年。周囲ではIHタイプに替えたという声も多いが、まだまだ使えるし、何の不自由も感じてないので、そのままで良いと思っていた。
それがどうも最近調子が悪い。スィッチをひねっても(20年前なのでひねるタイプ)、すぐには点火しない。何度かやってると、ボンっ!といきなりついてビックリする。
三口あってSiセンサーが付いてるのは1個だけ。それも温度が高くなると途中で火が消えるのが早くなった。20年、さすがに買い替え時か?とも思ったり。
バーナーの目詰まりが原因かも、と金属製のブラシで掃除してみたら、点火しにくい方は少し改善したように思えた。しかし、朝起きてすぐとかは、やはり点火しにくい。どうしたものか、と思っていたところに、「定期ガス設備点検のお知らせ」が!タイムリーである。
点検員がまずは家の外回りを見てくれて、最後に台所のガスコンロを見てくれた。
「外回りは何も問題ありませんよ。ガスコンロをお使いになられて、何か気になることなどありますか?」と聞かれたので、「最近、点火しにくいんですよ。もう20年も使ってるから、そろそろ取り替えないといけないんでしょうか。」と聞いてみた。
点検員の方がつけると何の問題もなくついて、炎の状態も良好だった。
「朝一番とか夕方一番とか、使い始めの時に点火しにくいんでしょうね。立ち消え安全装置(この画像では炎検知センサー)が温まるまで時間が掛かるためです。良く使う方のコンロが劣化しやすいんですよ。炎にはまったく問題ないので、大丈夫ですよ。」
とのことだった。
まずはひと安心。次回は4年後とのこと。最近流行りのリンナイのデリシアなんかも良いなぁ、なんて思ったり。買い替えも検討してみよう。
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家のメンテナンスで困りごとが一つある。
高所にある換気扇。どう頑張っても届かない所にある換気扇。これをどうやって掃除したら良いのか。新しいものに取り替えたくても、取り外す事も出来ない。
20年経過して換気扇の周りは黒ずんでいるので、かなりの汚れが詰まってると思うのだ。
家の中の臭いを追求しているうちに、もしかしてこの換気扇では?と思うに至ったのだ。夫の体臭を疑ってばかりいたけど、ごめんなさいである。
階段を登って行った先の二階の端に設置された換気扇。寝室のドアと同じくらいの高さである。一階床から4m80cmの高さ。階段の上にあるので脚立も置けない。寝室ドアの横の所にまたがっても、換気扇のフタは外せない。壁から90cmくらい離れている。
新築当時、「ここの換気扇って、どうしてここに設計したんでしょうか?掃除も出来ないですよね?どうやって外すんでしょうか。」と聞いてみたが、「本当ですねー。いやー、どうするんでしょう。」と笑ってごまかされてそのまま、だった。
20年経って問題になるとは。今の所、解決の見込みはないようだ。あらら。