rosa8719の今日もご機嫌

59才で2回目の乳がんに。息子二人は独立し夫と二人暮らし。一日一日をご機嫌に。

実家の居間がきれいになっていた!

年末年始、大雪のため行けなかったので、10月以来4ヵ月ぶりに実家に行って来た。今回は春休み中の二男とふたり旅だ。

1月26日に右目、2月16日に左目の白内障手術を終えた父は、すっかりクリアに見えるようになって大喜び。

まずは居間のカーテンと縁側のカーテン(田舎なので広い分だけ枚数多し)を全部新調した。知り合いの大工さんに取り付けまでお願いしたとのこと。ヘビースモーカーなので前のカーテンはヤニ色に染まっていたのだが、今まではこんなに汚れていると思っていなかったらしい。

各部屋の照明も新調した。「今は、LEDでしかも電球の色も変えられるような便利なものもあるんだな!リモコンで明るさも調節出来るし。いやー、便利だな。びっくりしたよ。」と父。

今まで見えてなかった汚れが目につくようになり、居間のカーペットまで取り替えていた。「今までは息子がいたから敷くのを手伝ってもらえたが、今回は自分1人だったからすごく苦労したよ。」とのこと。テーブルもちょっと小さめの新しいのを買っていた。「これからはこのくらいの大きさで十分だ。」と。

「視力にまだ若干の左右差はあるが、新聞の文字も眼鏡なしでクッキリ見えるよ。夜寝る前の読書も、また楽しめるようになった。」と本当に嬉しそう。

私も二男も実家のあちこちがきれいになってビックリ。台所の換気扇も新しくなっていた。これは、もっともっとピカピカにしてあげないと!と張り切って掃除した。

台所の油汚れや窓の汚れ。縁側の窓と壁の大掃除。ここは27年、まともに掃除してなかったんじゃないか?と思うくらい、ホコリやカビの汚れが固まっていた。結露もたまるので汚れがひどくなりやすいのだ。

掃除にしろ片付けにしろ、前にガッチリやった所はわりときれいなままを保っているようで、少しササッと拭くくらいで汚れが落ちた。ちょっとホッとした。

「今年はちょこちょこ来て、家の中をドンドン片付けて掃除もするからね。」と言うと、「おう、俺もやろうと思っていたところだ。」と返事が返って来た。

4月で80になる父は、「俺は妻も息子ももう見送ったからな。もう、いつ死んでもいい。人間、80を過ぎたら、いつ死んでもいいようにちゃんと準備をしなきゃいかんのだ。」と言っている。今回もそんな話が多かった。歯に衣着せないタイプの父なので、悩んでいるわけではないと思うのだが、娘としてはちょっと悲しくなる発言である。

近所の信頼できる親戚と友人に、「しばらく姿を見ないとか、電話しても出ないとか、何か異変を感じたら、遠慮なく家に入ってくれ。」と伝えているらしい。準備の良い父らしいな、と思った。

しかし、生き急がれたら困る。私はまだまだ父に会いたいし話したいこともたくさんある。今年もまた頑張って実家通いを続けよう。