rosa8719の今日もご機嫌

59才で2回目の乳がんに。息子二人は独立し夫と二人暮らし。一日一日をご機嫌に。

「子供会」ってなんだったんだろう?

連日、新型コロナウィルスのニュースばっかりで気が滅入るわー、と思っていた所に町内会の回覧が回って来て、読んでビックリ!

 

「○○子供会は本年度で活動を終了します。○○小学校区子供会も本年度で活動を終了し、来年度からの活動は行わない予定です。」

 

ちなみに、私が住んでいる住宅地は幼稚園、小学校等に通ってる子供の数が比較的多い地域である。「子供の数の減少」ではなく「保護者の意識の変化」が最大の要因になったようだ。

 

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「本子供会はここ数年にわたり退会者が相次ぎ、役員選出時には更なる退会者が増え、継続予定者が少なく、継続が難しくなりました。」という事で、総会を開くなどして話し合いを進めて来た結果、こういう結論に至ったとのこと。

 

長男が小学6年生の時、子供会の副会長を引き受けた私。PTA本部役員とも掛け持ちをしていて、役員活動に時間も労力も捧げまくった一年だった。数えてみたら17年前である。

 

役員なんて誰もやりたくないのが本音。役員決めで集まった時から、嫌なムードが漂っていた。活動が始まったら、まずは子供会会員の名簿作成から始まり、年間の活動計画を立てたり、月に一度の全体の会議に出席したり、とやる事が盛り沢山だった。

 

毎週のように役員で集まってたし、行事への参加も多かった。7月末の町内会夏祭りへの参加も当然になっていて、「子供たちに背負わせる神輿を手作りして、町内巡行させる」という謎のイベントもあり。しかも、実はほとんど母親たちが作っていたのだ。

 

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私たちの次の年の役員たちが、「あまりにも子供会は負担が多すぎる。必要最小限で済むように、会議の時に提案して行く。」と声を上げてくれた。それでも、何十年と凝り固まった組織を変革するのは難しそうだった。

 

各地区の子供会の上に小学校区の子供会というのがあり、区の子供会、市の子供会、県の子供会と。いやはや、ここまで来るとネズミ講みたい。組織になると、はみ出すのも大変な事らしかった。

 

夫婦共稼ぎが普通のことになり、現代のお母さんたちは多忙を極めてる。とてもやってられないわ!ということなんだろうなぁ。

 

時代の流れを感じる。

町内会も引っ越して来ても入会しない人たちが増えているようである。子供会のように活動終了することになるのだろうか。