rosa8719の今日もご機嫌

59才で2回目の乳がんに。息子二人は独立し夫と二人暮らし。一日一日をご機嫌に。

女の集団

パート先での出来事をあれやこれやと話すたびに夫から、「えっ?仕事終わって帰って来てからも、そんなことで連絡取り合ったりしてるの?女同士って怖い!」と言われる。

遅番がいなくなって、誰がどの位カバーするかで揉めた時、店長や社員さんにビシッと言ってくれた同僚もいたのだが、「よくそんなこと言えるねー。雇われてる立場なのに。気が強いなー。」という反応だった。

夫は女性社員とパートの結び付きが強い職場にいた時に、陰でいろいろ言われて苦労したことがあるらしく、その時の経験から恐れをなしているようである。「女性が多い職場は難しい。」と言っていた。

うちの職場は飲み会も多く、昼休みにご飯を食べながら雑談もするし、時には仕事をしながら盛り上がって笑ってることもある。友人たちに話しても、「仲が良い職場なんだねー。」と言われる。

「あんたたちのお喋りは人のことばっかりだな!!」と前店長に言われたこともある。たしかに。

仕事が接客業でお客様へのサービスが基本なので、人に関心を向けることが多くなってしまうからなのか。他の人の接客対応がまずかった場合も話題に上るし、良い仕事ぶりは褒め合ったりもする。

ただ、その場にいない人の話題になった時、(そこまでいろいろいうのはどうかな〜?)と思うくらいに過熱してしまうこともある。こんな風に思うのは、多分自分が50歳になって、(そんな他人のことはどうでもいいや。)という心境になったからでもあるのかも知れない。

陰口悪口で盛り上がるくらい、その対象人物に大いなる興味があり注目しているからに他ならない。

理不尽なことや納得出来ないことがあった場合は、自分の本音を聞いてわかってもらいたい、という思いもあるだろう。そういう話が出来るということは、「心を開いている」ということでもある。

友達にも夫と同様のことを言われてハッとした。6年も働いているうちに、私もかなり図太くタフになってしまったのか?しかし、今、同僚として残っているのはタフな人たちばっかりである。


小学校のPTA本部役員をやってた時もそんな感じだった。

役員の中で1人だけかなり年上の女性がいて、その人のことを陰で悪く言ってる人たちがいた。私はその彼女のことは尊敬できる所も多かったので、悪く言いたくはなかったものの、適当に話は聞いていた。みんな良識ある大人なので、表立っていじめたりはしなかったが、まぁ女性の集団にはよくあることだと思う。


うちの職場に主婦パートの新人さん2人が入って来て3ヵ月目。新人さんは注目を浴びてるのでいろいろ言われやすいし、2人だと比べられてしまうのでなかなか大変だと思う。

「新人さんたち、どう?」なんて話題にもなるが、性格が違うと教え方にも工夫が必要なのかな?と思う場面もしばしばある。何も考えず、「とりあえずやってみよう精神」でぶつかって行ってお客様からガンガン言われながら覚える人と、細かい所まで全て納得してからでないと前に出て行けない人と。

私などはよく怒られ(お客様が苦情を言いやすいオーラを出してるらしい)、しかもよく口答えする(口答えするのかー!と怒られたこと多数)タイプ。しかし、立ち直る。そういう時は、周りの人にも愚痴をこぼしまくっていたな。

なので、(失敗しないように。お客様に怒られないように。)と、積極的に接客しないタイプの人は未知の領域なのだ。

50歳過ぎても、人間社会はまだまだわからないことだらけである。