rosa8719の今日もご機嫌

59才で2回目の乳がんに。息子二人は独立し夫と二人暮らし。一日一日をご機嫌に。

まさか私が山ガール?

アウトドア大好き人間の夫が「富士山登山に行くことになったわ!」と突然言い出したのは5月の終わり頃。

会社の同僚たちとの飲み会で盛り上がり、登山好きの言い出しっぺがあっと言う間にツアーに申し込んだらしい。

おっさん4人で1泊2日。早朝に駅前集合して長距離バスで移動。夕方から登り始め、夜9時頃に8合目に到着して山小屋で仮眠。夜中1時か2時頃から頂上目指して登山。4時半くらいにはご来光を拝めるか?という計画なのだそうだ。

13日早朝、最寄りの駅まで送ると、「行ってくるよ。」とウキウキして、まるで遠足に出かける幼稚園児みたいな感じだった。

14日午前4時40分頃、夫の兄妹グループラインにコメントがあった。「風が強く、ツアーガイドの判断で山頂は中止となりました。写真は富士吉田市の夜景です。こんなものしかありません。」

あら残念。

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手前は同行のおっさんたちのようだ。悔しかっただろうな。14日夜、「もうしばらく富士山はいいわ。」と、げっそり疲れた顔で帰って来た。

 

富士山登山の前に「そういえば妹のA子の今年の年賀状は、娘夫婦たちと富士山に登った写真だったな。」と夫。「いろいろ聞いてみよう。」とA子さんに連絡を取ってみたところ、実は無類の山好きで富士山には何度も登っている、ということが判明した。

 

体力、スタミナがなくて、高校生の頃の登山でも苦労した私には絶対無理!と思って、私もいろいろ質問してみた。

「私も体力には自信ないし、途中で登るのを諦めて夫を怒らせてしまったりとか、いろいろあるけど。でも、山の綺麗な空気が吸いたくなって、また登りたくなってしまうのよね。不思議な魅力があって。会社の先輩が女1人で富士山に登る、というから、私もそれに付き合って一緒に登ったりして。」と、A子さん。

今まではおおっぴらに語ることはなかったけど、山登りってハマってしまうものらしい。

 

昨日は夫に誘われてmont-bellへ。なんと!とうとうトレッキングシューズを買ってしまった。

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きゃー、かっこいい♪

試し履きの時、「このソックスをはいてからトレッキングシューズをはいてください。」とモンベルのソックスを渡された。(自分がはいてるのは脱いで)

これがめっちゃ気持ち良い!もう、ソックスに大感激。値段が高くても買うわ!

違う種類だけど、夫激推しのこちらのソックスを買った。

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男女兼用Sサイズ。私は普段24cmだけど、登山には少し小さめのものがオススメ、と店員さんに言われた。2100円也。

帽子やシャツも買って、となかなかの出費である。ここのところミニマリスト気取りだったので、「余分なものは買わない」と財布のヒモを固く締めていた私。

「趣味を始めるには、ちゃんとした良い道具を揃えることも大切。趣味なんだから、ある程度の出費は仕方ないんだよ。でも、登山は年をとってもずっと続けられる趣味だからね。」と夫。

 

mont-bellで登山靴を選んでいた時も、私の横には70才くらいの女性がいて、「2週間後に富士山登山の予定なの。今まではいてたヤツはちょっと傷んできてるから。」と、試し履きを繰り返していた。

熱心に見て回ってるお客さんも多くて、山好き人口の多さがうかがわれる。富士山登山も大人気らしいし。

 

おっと!

気がつけば夫に上手に誘導されて、私も山ガールの道に引きずり込まれそう。体力、スタミナには全く自信がないけれど、このワクワク感はなんなのだろう?