パート先の職場は慢性的な人手不足である。
辞めて行く人が多いのはそれなりに理由もあってのことだが、仕事はどうしても出来る人の所に集中してしまい、「なんで私ばっかり。」と不満が高じる、という悪循環。
「リーダーシップをうまく取れない店長の責任よ。」と、店長への批判が出るわ、出るわ。その店長は特定の社員のやり方が気に入らないようで、何かとその社員への批判を展開してる。間に挟まれて右往左往してる新人社員。でも、ネタを提供してるのは実はその社員なのだ。
それをハタで見ていた私より先輩のパートがひと言。
「あーっ、もう面倒臭い。もうどうでもいいわ!いい加減にして欲しいわ。あと何年ここで働くかわからないけど、そんなこともういいから。静かに働きたいわ。」
私も同感。何度店長が変わっても、あの人はどうだのこうだのという話は尽きない。その場に居ない人の悪口陰口ばっかり。もうウンザリである。
みんなそんなにゴシップが好きなんだろうか?噂話や悪口ばっかりで飽きないんだろうか?
こんな話ばっかりじゃつまらないよなー、と思って話題を変えても、「さっきの店長の話なんだけどさー。」と、また悪口に戻ったりする。
一日の大半を過ごす職場で、仕事しながらでもちょいちょい悪口を言い合ってたら、一日のほとんどをつまらないことに費やしてたことになる。
好きなことを増やしたい。楽しいことを増やしたい。得意なことを増やしたい。他人に喜ばれることを増やしたい。
つまらない毎日を変えるには地道な努力が必要だな、と思う。
昨日、同僚パートが「この前、珍しくSさんと話したら、Rさんへの仕事上の不満を色々ぶちまけてくれて。Sさんって遠慮してあまり言わない人だったじゃない?ようやく私に心を開いてくれた感じがしたわ。」と言ってきた。
不平不満をぶちまけてくれたことが、心を開いてくれたこと??
愚痴を言うこと=ガス抜きとして大切 みたいなのが蔓延してるようだ。
もっと違うやり方がないのだろうか。「マイペース」「空気が読めない」と言われる私は、この点では全く共感出来ない。